みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会(和歌山県)は、2021年のカレンダー「うめ物語 みなべ・田辺の梅システム」を作った。みなべ町は全戸配布した。協議会のホームページからダウンロードすることもできる。
協議会はフォトコンテストを実施し、カレンダーに使う梅システムの魅力が伝わる写真を募集。紀州備長炭の窯出しや梅の花とメジロ、梅の実、闘雞神社の暁の祭典、天神崎の夕景など12作品を選び、今回のカレンダーに載せている。
「梅の受粉にはミツバチが不可欠」「奈良時代のお花見は梅の花が好まれた」「『コロをする』って何のこと」といった、梅システムにまつわるミニ解説もある。
■2022年の作品募集
みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会は、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」のフォトコンテストの作品を募集する。入賞の12作品は2022年の梅システムカレンダーに使う。
応募期間は12月1日~来年8月31日。募集するのは、みなべ・田辺地域(みなべ町、旧田辺市)の世界農業遺産に関する風景、農林業の営み、農耕祭事など地域の魅力が伝わる未発表の写真。横位置写真に限る。1人何点でも応募できる。
入賞者には、みなべ・田辺地域をはじめ、国内世界農業遺産認定地域の特産品5千円相当を贈る。
応募は、田辺市梅振興室やみなべ町うめ課に置いている応募用紙に必要事項を書き、プリント写真か写真データを持参または郵送すればよい。世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」ホームページの応募フォームから、必要事項を記入して、写真データを送ることもできる。
問い合わせは、みなべ町うめ課内の協議会事務局(0739・33・9310)へ。
December 05, 2020 at 12:30PM
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