音琴和彦さんが作った丑の像＝砺波市杉木で
井波彫刻士音琴（ねごと）和彦さん（６２）＝砺波市杉木＝は来年の干支（えと）、丑（うし）の像を作った。新型コロナウイルスのノックアウトを目指す牛頭のボクサー「角頭家（かくとうか）」で、近く受注先の富山市の会社経営者に納入する。
像は台座を含め高さ一・四メートル、幅七十五センチ。杉の木をチェーンソーなどで掘り、焦げ目を付け、ボクシングのグローブやパンツを赤く着色した。「コロナのヤツはおれがヤル」がサブタイトルで、「コロナが終息して景気が回復するよう、笑って過ごせる一年になるよう願いを込めた」と話す。
注文した経営者は音琴さんと同じ長崎県出身で、毎年、注文した像を取引のある富山市内の金融機関に展示している。音琴さんは「見て笑ってほしい」とウイットに富んだ干支像の作製に頭をひねっている。 （松村裕子）
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December 22, 2020 at 03:00AM
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牛頭ボクサー “疫病”倒すぞ 井波彫刻士 干支の丑作る - 中日新聞
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