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トップランナーが「おもてなし」、選手が作る中距離大会…近藤雄二[フリーラン] - 読売新聞オンライン

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 中距離種目に特化した陸上大会、ミドルディスタンスサーキット(MDC)が2年目を迎えた。男子800メートルロンドン五輪出場の横田真人代表が率いるTWOLAPSが主催。7月の福島大会に続き、今月17日には第2戦の東京大会が駒沢陸上競技場で行われる。

 大会では盛り上げのため、様々な工夫を凝らす。国内トラックレース最高額の賞金100万円を用意。レースは日本記録を破るペースで展開され、遅れた時点で失格となるサバイバル方式をとる。箱根駅伝の強豪、東洋大の主力が走る1500メートルも実現。熱いレースを、トラック脇から応援できるチケットも設けた。

 その一方、小学生から大人までが参加できる種目も組み込み、トップ選手がペースメーカー役となる「おもてなし」もある。

 レースディレクターは東京五輪女子1500メートル代表の 卜部うらべ 蘭(積水化学)が務め、大会プログラムは2017年世界選手権女子5000メートル代表の鍋島莉奈(同)が編集長としてまとめた。選手たちが自ら注目度アップに貢献したいという熱い思いが伝わってくる。

 今年は車いすレースも追加。大会終了後には会場周辺を走りながらゴミ拾いをする「プロギング」も行う。横田代表は「障害や地域の垣根も取り払いながら、いかに中距離の魅力を伝えるか、選手や関係者みんなで考えてきた。プロギングなどファンと選手の接点も増やしたつもり」と話す。

 チケット不要の会場周辺には、車いすレーサーや義足の体験、キッチンカー、50メートル走の無料タイム測定などもあり、「とにかく散歩がてらに来てほしい」と横田代表。中距離選手たちの思いのつまった、2年目のMDC。どんな記録と盛り上がりを、みせてくれるだろうか。(編集委員)

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September 13, 2022 at 02:08PM
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