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自分で作るベビースターラーメン 大阪・ミナミの新名所に潜入 - SankeiBiz

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 「ラーメンをそのまま食べる」というコンセプトから生まれた「ベビースターラーメン」は、昭和34年の発売開始から60年以上たった現在も、新たなファンを獲得し続けるロングセラー商品だ。その“お菓子のスター”をモチーフにしたテーマパーク「リトルおやつタウンNamba」が、大阪・ミナミの商業施設「なんばパークス」(大阪市浪速区)にオープンした。お菓子がテーマパークに? 袋からつまみ出しては、ポリポリかじったあの頃を思い出しながら、さっそく足を運んでみた。(上岡由美)

 目標は60万人

 おやつタウンは、エスカレーターで7階まで上がったフロアの一画にあった。星柄の帽子をかぶったベビースターのキャラクター「ホシオくん」をあしらった壁が楽しい。昔のキャラクターは中国風の衣装を着た男の子と女の子だったが、いつの間にかポップな若者に成長していた!? 聞けば平成28年にキャラクターの交代があったそうだ。

 新型コロナウイルスの感染予防のため消毒をして園内へ。全高2・5メートルもあるホシオくんのカプセルトイが設置され、大阪ならではのたこ焼き味や南海電鉄の空港特急「ラピート」とコラボしたカレー味など、ここでしか買えない商品がずらりと並ぶ。

 「3世代にわたって食べていただいている感謝の気持ちを形にしたのがこのテーマパーク。大阪に進出するにあたり、立ち寄りやすい場所をと思い、駅直結のなんばパークスを選ばせてもらった」

 こう話すのは、運営会社「おやつタウン」(津市)常務の嶋田亘克さん(46)。実はここ、ベビースターラーメンの製造販売元「おやつカンパニー」(津市)が昨年7月、創業70周年を記念して、自社工場の隣接地に開業したテーマパークの2拠点目にあたる。コロナ禍で開業が2度延期され、当初の7月から3カ月遅れたが、最初の1年間は60万人の来園を見込んでいる。

 目玉は体験

 広さ約1270平方メートルの園内は「作る」「食べる」「遊ぶ」など5つのテーマのエリアで構成されている。見るだけでなく体を動かしたり体験したりできるのが特徴だ。「ホシオくんキッチン」では、オリジナルのベビースター「Myスペシャルベビースター」などを作ることができる。そういえば、ベビースターラーメンってどうやってできたのだろう。

 嶋田さんによると、おやつカンパニーの前身である松田食品はもともとインスタントラーメンを作っていた会社で、即席麺の製造工程で出た切れ端を「もったいない」と味付けして油で揚げ、おやつ替わりに食べたのが始まり。「インスタントラーメンの欠片?」ぐらいに思っていた自分が恥ずかしい。

 ホシオくんキッチンでは、その原点に立ち返れる体験ができる。きれいに手を洗って、用意されたナイロン袋に味のついていないベビースターラーメンを入れる。「ちょっと食べてみませんか」とスタッフにすすめられ、ポリッと一口。からっと揚がっていておせんべいみたいで意外とおいしい。

 これにキャラメルやうめ塩、カルボナーラなど5種類のフレーバーから好みの味を選び、袋の中に振りかけてシェイク。あとはプレートに敷き詰めて専用のオーブンで5分ほど焼き上げたら完成だ。所要時間は約50分。甘いものからおつまみまでいろんな味が作れるのが魅力。ちなみに私が選んだのはバターシュガー味。次回は一番人気のうめ塩味にしよう。

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November 09, 2020 at 04:50AM
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