酒米山田錦から生まれた酒かすなどで発酵食品を手掛ける山田酒造食品(兵庫県加東市高岡)が、加東市山田錦乾杯まつりのウェブ開催に合わせて、人気商品の一つである奈良漬を使った独自レシピを開発した。同社は「深みが増した伝統の発酵食品を、シンプルな調理法で味わって」とアピールする。(中西大二)
明治30年の創業。約1世紀に渡り、酒類や発酵食品を製造・加工している。
毎年秋から翌年春にかけて山田錦の酒かすが全国の酒蔵から届く。高級酒米だけに酒かすも品質は良く、雑味がなく、フルーティーな香りが特徴という。同社の人気商品は、そんな上質な酒かすと徳島産のウリを使い約2年半かけてじっくり作られる奈良漬。現在、まつり特設サイトで飲み比べセットを買えばつまみとして付いてくる。
今回、奈良漬を使った新たなレシピは、「ゆずぽんの白和え」と「チーズinちくわ」。白和えは、加熱して砕いた木綿豆腐と細かく刻んだ奈良漬を混ぜ、うま味成分が増すようかつお節やゆずぽんも加える。チーズinちくわは、ちくわの穴にチーズと角切りした奈良漬を入れるシンプルな調理だ。
考案したのは同社事務員の梅崎優子さん。自身も左党といい「純米酒には白和えが。吟醸酒にはチーズがぴったり」と話す。「お酒が飲めない人や子どもでもおいしさを感じてもらえる」と胸を張る。
山田文彦社長(60)は「山田錦は酒造りの後、廃棄されることなく食卓に彩りを添える形で戻ってくる。伝統の食を巡るロマンに浸りながら舌鼓を打ってもらいたい」と話す。
レシピは、同まつり特設サイト「新着情報」で。加東文化振興財団のユーチューブチャンネルでも作り方を動画配信している。
November 28, 2020 at 03:30AM
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奈良漬で作る酒のおつまみ 山田酒造食品がレシピ開発 - 神戸新聞
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