井波彫刻士の頓所(とんしょ)和成さん(44)=南砺市山見=が、獅子頭のスマホスピーカー「獅子吼(ししく)」を作った。「新型コロナウイルス禍に魔よけの獅子頭で音楽を聴いて安らいで」と話している。
サイズが小さくても、巻き毛など細部まで精巧に彫っている。獅子吼は獅子がほえる意味で、獅子は大きな口を開けている。桜材で、使うほど照りが出てくる。スマートフォンを置く場所に開けた小さな穴が獅子の口の大きな穴につながり、音が大きく響く仕掛け。名刺やカード入れとしても使えるという。
頓所さんは、さらに小さい根付けの獅子頭も手掛けており、彫るより穴を開けるのに苦労したという。以前にラジオ形のスマホスピーカーを作ったことがあり、井波彫刻らしい獅子頭のスピーカーにも数年前から暇を見て取り組んでいた。
価格は税込みで八万八千円。井波彫刻総合会館(北川)で展示し、受注販売する。 (松村裕子)
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February 05, 2021 at 03:00AM
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井波彫刻士の頓所さん作る ほえる獅子を表現 スマホスピーカー - 中日新聞
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