岡山県鏡野町で唯一の中学校・鏡野中(竹田)で使う学習机を、子どもたちが自ら組み立てるワークショップが22日まで行われている。町産ヒノキを使った机に変更して地元への愛着を持ってもらい、林業振興につなげようと2020年度にスタート。全7小学校の6年生が取り組み、進学した4月から使用する。
1月20日の香北小(真経)を皮切りに各小で行い、今月8日は南小(古川)で実施。46人が、木材をつなぐ「木ダボ」やボルトでパーツを組み合わせ、天板や教科書などを入れる部分(縦44センチ、横65センチ、高さ15センチ)を約1時間半で完成させた。
男子(11)は「机はつるつるしていて、いい匂いがした。中学での勉強にやる気が湧いてきたし、頑張って作ったので大切に使いたい」と話した。
22日の大野小(円宗寺)で全小学校で終了する。鏡野中の1、2年生は昨年10月に組み立てた。金属製の脚は、3月末に町職員らで取り付ける。
21年度以降も、小学6年生が入学前に取り組む予定。木製の部分は、中学卒業時にそれぞれの生徒に贈る。
木材の調達や学校との調整、組み立ての指導は、町と作州かがみの森林組合が共同で運用する「町森林(もり)づくりセンター」が担当。阿部良文センター長(44)は「子どもたちに地元の森林や林業を身近に感じてほしい」と話している。
February 16, 2021 at 04:57PM
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小学6年が地元産ヒノキで机作る 鏡野中で4月から使用:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞
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