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20日も全国的に厳しい暑さとなり、猛暑日となった箇所は200地点に達しました。そんななか、冷たくて美味しい豆腐を作っているお店を取材したところ、作業場は早朝からすでに40度を超えていました。 “猛暑”と“感染”対策。どちらも手を抜けない夏です。一週間連続猛暑日となった大阪。レッサーパンダもサルもぐったりです。 東北でも各地で猛暑日となりました。福島駅前の温度計は40度を超えました。農家は暑さとの戦いです。20日に猛暑日となった福島県伊達市。風のないビニールハウスでミニトマトの収穫が行われていました。かやぶき屋根が軒を連ねる宿場町、福島県大内宿。風情のある景色ですが、高い建物がない町は日差しを遮るものがなく、打ち水で猛暑をしのぎます。 34.8度となった東京都心。ひんやりスポットもできました。ミストと天然芝で3密と暑さを防ぎながらランチも食べられる“ソーシャルディスタンステラス”がオフィス街に登場しました。 この時期、“日本の涼”といえば、冷たい冷ややっこ。ショウガを添えてぷるるんとした喉越しが暑さを和らげます。ところが、この夏の風物詩、作る現場はとんでもない暑さとの戦いでした。純国産のこだわりで豆腐を作る、東京・新宿にある豆腐店です。一家3人、手作りで豆腐を作る店。午前5時に大豆をすりつぶし、煮込むところから始まります。この作業がとにかく暑いんです。窯は100度近くになり、午前6時すぎにエアコンがない作業場は大変なことになっていました。手元の温度計では作業場の温度、43.6度となっています。もう一度言いますが、午前6時半です。エアコンも10年前はあったそうですが…。蒸気で壊れてしまい、それ以来、扇風機と換気で乗り切っています。その後、豆乳ににがりなどを加え、型に入れて冷やします。冷たい水の中で豆腐を切る作業。冬は冬で身を切るような寒さです。5時すぎから作業を開始し、7時にはおいしい豆腐が出来上がりました。都内では熱中症の疑いで82人が搬送されています。 暑さで予定が狂った学校もあります。19日まで6日連続で37度を上回っている愛知県豊田市です。子どもたちに熱中症の危険が生じるとして、半数ほどの小中学校が急きょ、臨時休校になりました。学校にはクーラーがあるそうですが…。 前山小学校・深見一仁校長「歩いて1時間近くかかる子もいますので、暑いなかずっと歩くのは危険だと思う」 猛暑のなか、冷却スプレーが爆発しました。広島県では窓を閉め切った状態で冷却スプレーを使った男性。その後、たばこを吸おうとライターで火を付けたところ、爆発したということです。運転手の男性が軽いやけどをし、周辺の車と2つの店舗でガラスが割れるなどの被害がありました。警察は車内に充満したガスに引火した恐れがあるとみて調べています。
August 20, 2020 at 05:36PM
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「猛暑日」200地点超え “日本の涼”作る現場は…（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース
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