アクセンチュアとMujin（東京・江東）は工場や倉庫の自動化ソリューションを設計・提供する合弁会社Accenture Alpha Automation（東京・港、以下、AAA）を設立した。出資比率はアクセンチュアが70％、Mujinが30％。企業からアクセンチュアやAAAに相談があった案件から、特に工場・倉庫の自動化に関するものを手掛ける。2024年1月25日に発表した。
アクセンチュア代表取締役社長の江川昌史氏（右）とMujinCEO兼共同創業者の滝野一征氏（左）
（写真：日経クロステック）
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Mujinが抱える生産ライン全体の統合制御プラットフォーム技術を活用。工場・倉庫のデジタルツインを作製するなどして生産現場と経営とを結び、製造業の「作る、運ぶ、売る」を一気通貫で支援するのが狙いだ。
Mujinが生産現場の自動化とデジタルトランスフォーメーション（DX）を進め、収集したデータを基にアクセンチュアが顧客の経営に対してコンサルティングできるようになる。
Accenture Alpha Automationのビジネスモデル
アクセンチュアからの出向社員とMujinからの出向社員が、顧客の要件を受けて自動化システムを構築。生産現場で収集したデータと顧客経営層の判断のハブとなる。（出所：アクセンチュア）
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顧客から提供されたロボットの3Dデータなどを基にデジタルツインを作製。生産現場からの情報がリアルタイムで円滑に流れるシステムを構築し、「経験や勘に頼らない、データに基づいた迅速で正確な経営判断ができるようにする」（AAA代表取締役社長の岩佐知厚氏）。
January 31, 2024 at 04:00PM
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