こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
寒くなると無性に食べたくなる「豚汁」。野菜の甘みと豚肉の旨みが溶け出した豚汁を飲むと、体も心も温まりますよね。
今回は、『きょうの料理(2022年10月10日放送)』で紹介されていた、和田明日香さんの「とんたま汁」を作ってみました。玉ねぎの甘みが引き立っていて、いままで食べてきた豚汁とは違った味わいを楽しめます。
玉ねぎの甘さがスゴい「とんたま汁」
和田明日香さんが紹介してくれた「とんたま汁」は、たっぷりの玉ねぎと根菜を入れた具沢山な豚汁です。
玉ねぎをじっくり炒めて味に奥行きを出すのがポイントなんだとか。早速作っていきましょう。
材料(作りやすい分量)
・豚バラ肉 (薄切り)…200g
・玉ねぎ…2個(400g)
・ごぼう…80g
・にんじん (半月形に切る)…90g
・大根 (いちょう形に切る)…150g
・こんにゃく (手でちぎる)…100g
・油揚げ (1cm幅に切る)…1枚分(50g)
・米油…小さじ1
・みそ…大さじ5
【A】
・水…7カップ(1.4リットル)
・昆布 (5×10cm)…1枚
・削り節…30g
作り方
鍋に【A】を入れて中火にかけ、軽く沸いたら弱火で5分間煮て火を止め、出汁を作ります。
玉ねぎは縦半分に切り、繊維を断つように1cm幅に切りましょう。繊維を断つことで細胞が壊れてやわらかい食感になり、玉ねぎの旨みや甘みを感じやすくなりますよ。
ごぼうはよく洗って皮付きのまま縦半分に切り、4cmの長さに切ります。豚肉は一口大に切りましょう。
別の鍋で米油を中火で熱し、豚肉と玉ねぎを炒めます。玉ねぎは、かさが減って見た目が豚肉と同量くらいになるまでじっくり火を通すのがポイント。甘みと旨みが引き出されます。
玉ねぎがクタクタになったら、ごぼうとにんじん、大根を加えて炒め、フタをして3分間蒸し焼きにしましょう。
豚汁を上手に作るコツは、出汁を入れる前に具材を炒めること。具材の風味が油に移って、味に深みが出ますよ。
大根が透き通ったら、こんにゃくと油揚げを加え、【A】で作った出汁をザルでこしながら注ぎ入れましょう。沸騰させてアクを取り、フタをして10分間煮ます。
野菜がやわらかくなったらみそを溶き入れて完成。部屋中に出汁の香りが漂い、食欲が掻き立てられます。
旨みが詰まった極上の一杯
一口飲んだ瞬間、玉ねぎの甘みが口いっぱいに広がり、出汁の風味と豚肉のコクが押し寄せてきます。野菜と豚肉の旨みがギュッと詰まっていて、みそが多いわけではないのに味が濃い……!
かつおと昆布の風味がふわっと香り、市販の顆粒だしを使ったときとは味のクオリティが全然違います。
出汁を取る手間はかかりますが、自分で作ったとは思えない味わいに感動。面倒くささを上回るおいしさです。
しっかりと炒めた玉ねぎは甘くてとろっとろ。出汁を吸った油揚げとプリプリとしたこんにゃく、やわらかいにんじんと大根と、いろいろな食感が楽しめます。
大きく切ったごぼうは、食べ応え抜群。皮を剥かずに入れているから、ごぼうの風味がガツンとやってきます。
ごぼうの皮には、細胞を若々しく保つ「ポリフェノール」がたっぷり。栄養を無駄なく摂れるのはうれしいですね。
味変に柚子こしょうを入れるのもおすすめとのことなので、試してみました。柚子の爽やかな香りとピリッとした辛さ、甘い豚汁が相性ぴったりで、一気に大人な味わいに。
あまりのおいしさに、丼ぶり2杯分を完食してしまいました。
いつもの豚汁じゃ物足りない!
和田明日香さんの「とんたま汁」は、玉ねぎの甘みを存分に堪能できる逸品でした。具だくさんで食べ応えがあるので、おかずが少なくても大満足。むしろ汁物というより、おかず的なポジションです。
この味を知ったら、いつもの豚汁が物足りなくなるかも……。この冬は何度も作りそうです。
January 07, 2024 at 04:01AM
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【和田明日香さんは豚汁をこう作るのね!!】あまりに美味しくて「丼ぶり2杯分を完食」何度も作ります! - ヨムーノ
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