台風や大雨などの災害を想定して防災行動をあらかじめ決めておく「マイ・タイムライン」を作る授業が松山市の中学校で行われ、生徒たちが災害への備えや避難のタイミングなどを話し合いました。
「マイ・タイムライン」は災害に備えて警戒レベルや時系列ごとの防災行動をあらかじめ決めておく、「１人１人の防災計画」です。
松山市では今年度、すべての市立中学校で１年生を対象に「マイ・タイムライン」作りを教えることにしていて２５日、小野中学校で授業が行われました。
生徒は警戒レベルごとに取るべき行動をシートに記入し、「家族の居場所を確認する」などそれぞれの状況に合わせて防災行動を考えました。
それからグループに分かれて「ラジオも用意した方がいいのでは」とか「家族がいつ帰ってくるか把握した方がいい」などと互いに意見を出し合いました。
授業を受けた女子生徒は「自分の家族にあった避難方法を考え、他の人の意見も聞いていい学習になりました。家に帰って家族にも伝えたいと思います」と話していました。
１年生の学年主任の丹下靖子教諭は「災害が起こる前に準備をして避難を完了するためにマイ・タイムラインは非常に重要で、今後も続けて地域の防災リーダーの育成に取り組みたい」と話していました。
November 25, 2022 at 04:58PM
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