一般財団法人「松本市芸術文化振興財団」と信濃毎日新聞社は１７～２２日、音楽と踊り、演劇を織り交ぜた「真冬のバーレスクボードビル３部作」を松本市中央２の信毎メディアガーデンで上演する。まつもと市民芸術館芸術監督の串田和美さんら出演者３人が５日に意気込みを語り「お客さんにいろいろ想像してもらい、共に芝居を作りたい」（串田さん）などと話した。
冬のにぎわい創出のために２０１９年に始めた「冬のカーニバルシリーズ」の２作目で、華やかなコメディー。バーレスクは「軽演劇」とも呼ばれる。
脚本・演出・美術を串田さんが担当し、終戦後の東京を描く「思い出を売る男」、スペイン出身の作家アラバールの「戦場のピクニック」、串田さんの代表作「もっと泣いてよフラッパー」から「旦那アスピリンの恋」で構成する。
市出身で観光大使を務める女優秋本奈緒美さんは「作り方が面白いし自由度が高い作品」と説明。稽古の合間に市民と触れ合い、芝居への期待や情熱を感じるという。元宝塚歌劇団星組トップスターの香寿(こうじゅ)たつきさんは「松本の街全体が芸術文化に通じていると感じた」と話した。
上演時間は約２時間半。１７、１８日は午後６時半、１９～２２日は午後１時半開演。Ｓ席６千円、Ａ席５千円、１８歳以下３千円（未就学児入場不可）。問い合わせや申し込みはまつもと市民芸術館チケットセンター（電話０２６３・３３・２２００）へ。
作品への意気込みを語る（左から）秋本奈緒美さん、串田和美さん、香寿たつきさん＝５日、松本市のまつもと市民芸術館
February 06, 2021 at 08:30AM
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「お客さんと共に芝居作る」 松本で17～22日「真冬のバーレスク」 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ - 信濃毎日新聞
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