コンビニ大手ファミリーマートの総菜ブランド「お母さん食堂」をめぐり、高校生3人が名称変更を求める署名活動を行った。女性に対する偏見を助長するという主張だが、ネット上では賛否両論だ。
署名は京都府、兵庫県、岡山県の高校生3人が発起した。「男性は仕事、女性が家事」という考えが日本には残るとした上で、「お母さん=料理・家事」をするというイメージが定着し、男性が協力して家事をしようと思うことも少なくなってしまうとして同社にブランドの名称変更を求めた。
昨年12月31日まで署名はネット上で集められ、7576人が賛同した。署名活動にはガールスカウト日本連盟も協力した。同連盟の公式ツイッターには賛同の声もあるが、「『お母さん』の言葉が持つ温かみを感じることもできませんか」「『ガール』スカウトというジェンダー固定を何とかしたらいかがでしょうか」といった否定的な意見もあった。
夕刊フジが同連盟に取材を申し込んだところ、女子高校生らの考え、心情などに配慮することを理由に「準備が整い次第対応する」とした。
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総菜やカット野菜などを展開する「お母さん食堂」は、少子高齢化や女性の社会進出、共働き・単身世帯の増加などを背景に2017年9月に立ち上げられた。タレントの香取慎吾(43)が割烹着姿でイメージキャラクターを務めることでもおなじみだ。
ファミリーマート広報部は「貴重なご意見として受け止めており、今後さまざまなご意見を聞きながら、方向性を決定して参りますが、現時点では未定でございます」と回答した。
経済アナリストの森永卓郎氏は「昔、『私作る人、僕食べる人』のCMが社会問題になったが、それと全く同じ構造で、行き過ぎのような気もする。ファミリーマートには名称変更するようなことはしてほしくない。変更してしまえば、次々に他の企業も指摘を受ける可能性がある」と語る。森永氏はまた、「個人的には『お父さん食堂』も作ってほしい」とエールを送った。
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January 12, 2021 at 06:03PM
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