人口の20%は軽度認知障害を抱えており、そのうちの半数は重度の認知症になる。でも、神経科学情報誌『Neuroscience Letters』に掲載された研究論文によると、1日15分の瞑想は認知障害の進行を大幅に遅らせるそう。詳しくみていこう。 【写真】マインドフルネス瞑想を2週間続けてみて、エディターに起きた変化 この研究では、軽度認知障害の成人(55~90歳)が1日15~30分のガイド付き瞑想を8週間続け、週に1度のマインドフルネス瞑想に参加した。 8週間後、研究チームが被験者のMRI結果を分析すると、被験者のデフォルト・モード・ネットワーク(断続的に動き続ける脳の領域)の機能的結合が改善していることが分かった。また、海馬(記憶をつかさどる脳の領域で認知症によって縮小する)の縮小スピードが低下して、認知力とウェルビーイングが向上していた。 「アルツハイマー病には治療法がないに等しく、米国医薬品局が認可した進行を遅らせるための薬もありません」 と話すのは、米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター在籍中に同研究を行ったレベッカ・エルウィン・ウェルズ医学博士。「そのような病気の影響を最も受ける脳の部位に、このような方法(瞑想)が潜在的な効果を発揮したというのは驚きです」
それにしても、マインドフルネス瞑想って一体何なの?
ウェルズ博士いわくマインドフルネス瞑想とは、偏った判断をすることなく、その瞬間に意識を向けること。これといったスキルはいらない。例えば今回の被験者は、体の部位に順番に意識を向ける“ボディースキャン”や、体に対する意識を高めるマインドフルなエクササイズ(ヨガ)を行った。 あなたも興味が湧いたなら、初心者向けのコースや本でガイド付き瞑想やマインドフル瞑想を始めてみよう。じっと座っているのが苦痛なら、歩きながらの瞑想や、ヨガや太極拳のようなマインドフルなエクササイズにトライして。 認知症の進行を遅らせるのに必要な瞑想時間は、まだ明らかにされていない。でも、マインドフルネス瞑想は日々のストレスを軽減するため、続けていれば必然的にメンタルヘルスが改善する。 ※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。
January 15, 2021 at 05:25PM
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