菅義偉(すが・よしひで)首相は18日の施政方針演説の締めくくりで、故梶山静六(かじやま・せいろく)元官房長官の2つの教えに触れた。梶山氏は首相にとって政治の師で、胸に刻んだ言葉を「私の信条」として紹介した。
「国民に負担をお願いする政策も必要になる。その必要性を説明し、理解してもらわなければならない」
こう梶山氏から諭されたという首相は18日の演説で「再び制約ある生活をお願いせざるを得ず、大変申し訳ない」と陳謝。新型コロナウイルス対策として、テレワークなどによる出勤7割削減や、罰則を規定する特別措置法の改正など「国民の負担」に関する説明を手厚くした。
もう一つの教えは「国民の食い扶持(ぶち)を作るのが、お前の仕事だ」という言葉だ。首相は演説で、海外の環境投資を呼び込むための金融市場の枠組み作りに向けた意欲を表明。「グリーン成長戦略の実現で2050年には年額190兆円の経済効果と大きな雇用創出が見込まれる」と述べた。
梶山氏は「大乱世の梶山」とも呼ばれた。新型コロナの感染が長期化し、国民生活に多大な影響を及ぼす「大乱世」を梶山氏の教えで乗り切りたい考えのようだ。(大島悠亮)
January 19, 2021 at 07:07AM
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「国民の食い扶持を作るのが、お前の仕事」 首相、政治の師の梶山静六氏に言及 - SankeiBiz
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