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青森の工場が作る、残反でできたエプロンを販売 - PR TIMES

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企業制服の企画・生産を行うUNIX TOKYO株式会社では、国内生地メーカーから出る残反を使い青森の縫製工場で作った「ザンタンエプロン」の販売を開始しました。

日本の縫製工場の数は1990年からの30年間で10分の1にまで減少し、現在、国内で販売される洋服の98%が海外の工場で作られている現状があります。2%にまで減ってしまった日本の縫製工場ですが、そこには、日本人が培ってきた丁寧なものづくりの精神と確かな技術があります。しかし、単一製品を大量生産する海外の工場とはコスト面でも納期の速さでも負けてしまうのです。さらに、コロナの影響もあり、小規模の工場は今、苦境に立たされています。

また、国内生地メーカーも問題を抱えています。商品化に至らなかった見本生地やB品生地、端切れ扱いの1mに満たない生地などの残反が大量にあるといいます。サスティナブルが叫ばれる現在においても、洋服を作る度に出る、「残反(はぎれ)」は日々大量に廃棄されているのです。

企業制服を企画・生産する私たちにとって、縫製工場と生地メーカーは不可欠なパートナーであることから、「日本のものづくりの技術を守り、残反廃棄を食い止めたい」という想いで、残反エプロンを作ることとなりました。

 
今回、私たちとタックを組むのは、青森・浪岡の合同会社バサラという小さな縫製工場です。コロナ禍で仕事が減る中、残反エプロンを作る背景に共感してくださり、継続して仕事を引き受けてくださることになりました。残反廃棄を減らすべく製品として蘇らせる過程で、日本のものづくりの技術や、縫製工場へのを守ることにも繋がると考えています。

 
誰かの為に選ぶのも、自分の為に選ぶのも楽しい、世界にたったひとつの一点もののエプロンは、ごくごくシンプルなデザインでユニセックス。性別も年齢も問いません。
「今日はあなた、明日はわたし」
現代を生きるふたりにも、一緒に仲良く使って欲しいと思っています。

 

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March 11, 2021 at 02:29PM
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