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なぜクルマを作る? ソニー「VISION-S」の実車を確認! - マイナビニュース

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走らせてみて分かることがある

VISION-Sはソニーがデザインした電気自動車(EV)だ。実際のクルマづくりを担当したのはオーストリアのマグナ・シュタイヤーという会社だが、グランドコンセプトを構想したのはソニーである。

  • ソニーの「VISION-S」

    自動車専門誌「LEVOLANT」(ル・ボラン)が二子玉川ライズで開催したイベント「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」(3月28日)で初の一般公開となった「VISION-S」。会場には国内外の電気自動車(EV)が集結していたが、最も大きな人だかりができていたのがこのクルマだった

ソニーはもともと、オーディオ機器やイメージセンサー類で自動車関連のビジネス(車載事業)を展開してきた企業ではあるものの、要素技術を個別に磨いていくだけでは飽き足らず、自らクルマを作ろうと思ったのはなぜなのだろうか。会場にソニーの人がいたので聞いてみた。

  • ソニーの「VISION-S」

    前後に計2基のモーター(各200kW)を搭載する四輪駆動の「VISION-S」。最高速度は時速240キロで、ゼロヒャク加速(停止状態から時速100キロへの加速に要する時間)は4.8秒とのこと。現在は欧州で公道走行テストを実施している。フル充電で何キロ走れるかは非公表。ボディサイズは全長4,895mm、全幅1,900mm、全高1,450mm、ホイールベース3,030mm。車両重量は2,350キロだ

マイナビニュース編集部:本当に走るクルマなんだそうですね。

ソニーの解説員:この展示車両は2020年の「CES」に出展したクルマです。公道では走らせていませんが、走行は可能です。

編集部:ソニーさんは車載事業を展開されていますが、なぜクルマそのものを作ろうと思ったんですか?

ソニー:車載事業のアセットをベースとして、そこにエンターテインメント系の事業を組み合わせたら、自動車業界に対して何か新しいアプローチができるのではと考えました。クルマを作りながら、何が提供できるかを探求しているような段階です。

編集部:クルマとして作ってみると、何か発見があったりしますか?

ソニー:結局、作ってみなければ分からない部分はありますね。例えば、VISION-Sは大きなディスプレイを搭載しています。あれは「モックアップ」で作ってみることも可能だったんですが、この形でいいのかどうかなど、実際にクルマに組み付けて、走らせてみないと分からない部分があります。モックで作っていたとしても、いざどこかからラブコールをいただいて出そうと思ったら、例えばエッジの角度がダメで装着できなかった、といったようなことが起こるかもしれません。それに、いろいろと法的な規制もあります。なので、実際に作りながらでないと、本当の価値として提供できるものを作るのは難しいんです。

作ってみて、触ってみて、動かしてみないと気づけないことがありますし、そうしないとフィードバックのループも回せません。

  • ソニーの「VISION-S」
  • ソニーの「VISION-S」
  • ソニーの立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」を採用する「VISION-S」。車内では全方位から音に包み込まれるような没入感のある立体的な音場を体験できるそうだ。大きなディスプレイでは、自宅のプレイステーションとつないでゲームをリモートプレイすることも可能とのこと

編集部:カッコいいクルマなので、欲しがる方もいらっしゃるでしょうね。実際、今日も大勢の方が集まっていますし。

ソニー:ありがたいことに「欲しい」という声はたくさんいただいていますが、販売については現時点で考えていません。

編集部:なるほど、今は技術のショーケース的な存在なんですね。ありがとうございました!

  • ソニーの「VISION-S」

    「VISION-S」はクーペというボディタイプだが、このプラットフォームを使えばセダン、SUV、MPVなども開発可能であるとのこと。SUVブームの今、なぜクーペでクルマを作ろうと思ったのかについては、「いろいろとやり方はあったと思うんですが、一番、クルマライクに見えるといいますか、クルマであるという印象を出したかったのでクーペにしました。SUVがクルマらしくないとはいわないんですけどね」とのことだった

仕事柄、いろいろなクルマに乗らせてもらうが、車内の「UI」というのか「UX」というのか、つまり、ナビを設定したりメーターパネルの表示を変えたり、ACCを作動させたりする際の操作性が、もう少し向上すればいいのにということは、しばしば感じているところだった。もしクルマのUIがプレイステーション4のようにサクサクと動くすっきりとしたものになれば、かなり快適なクルマ体験をもたらしてくれるのではないだろうか。そのあたりについては「アップルカー」あたりも革新的な提案をしてきそうだが、ソニーにも大いに期待したい部分だ。

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March 29, 2021 at 05:30AM
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