「1日わずか1食」。そんな厳しい生活を送る人たちを救ったのは、ある家族が作った無料のお弁当でした。
東京・赤羽にある飲食店「めぐりや」。
午後8時。時短営業で早々とお店を閉める店主の橋本哲男さん(42)。後片付けをするのかと思いきや料理を作り始めました。
一家3人で切り盛りするこのお店。去年12月から無料のお弁当を作り続けています。きっかけは、お母さんが気にしていた“ある路上生活者”の存在でした。
その男性は年明け早々、寒空の下、公園で亡くなったといいます。
母・弥寿子さん(68):「思い出すだけで泣いちゃう。無理やり押し付けてでも食べさせてあげればと思って…。そういう悲しいことがもうあってほしくないと思った」
毎晩約40個。定休日も休むことなく作り続けている無料弁当。午後9時半、気軽に手に取れるよう店の外にある箱に入れます。
お弁当を置いて10分後。さらに追加しに行くと…。
父・保憲さん(68):「なくなっている」「(Q.もうなくなっているのですか?)一瞬なんですよ」
コロナ禍で幅広い世代が困窮していることを実感すると言います。
別の日、無料弁当を取りに来た男性に話を聞くことができました。
無料弁当をもらう40代男性:「(Q.仕事を探している状況ですか?)そうなんですけど…」「(Q.一日一食?)きょうは、そうなります。助かります、本当に」
仕事を探しているという男性は収入が途絶え、この無料弁当が頼りだといいます。
突然、1人の男性が声を掛けてきました。男性は店主の橋本さんに路上生活を抜け出す相談をしていたといいます。
無料弁当を作ってきたことが報われた瞬間です。
家族はきょうも温かいごはんを作り続けています。
March 24, 2021 at 06:20PM
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家族で作る無料弁当 キッカケは路上の悲劇 - テレビ朝日
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