多くの政治家たちに切り込んできた、ジャーナリストの田原総一朗さん(86)。withnewsでは月に1回、田原さんもこれまであまり接点がないような、「次世代を担う人材」と対談する企画「相席なま田原」を配信しています。マンガサイト「コミチ」を運営する萬田大作さん(42)とは、世界で売れる作品を生み出し、出版業界の未来を切り開く方法について語らいました。対談の一部をご紹介します。 【コミチ掲載のマンガはこちら】大好きな祖父との別れがオンラインに…悔しさ変えてくれた最後の教え
漫画家の「作る」「広げる」「稼ぐ」を支えたい
萬田さん:こんにちは、萬田と申します。よろしくお願いします。コミチのミッションは「マンガのデジタル体験を良くすること」だと思っています。具体的には、漫画家さんの「作る」「広げる」「稼ぐ」を支えるサービスを取り扱っています。 まずは「作る」。例えば、マンガを開いた瞬間を「めくり」、読み終わりを「引き」というんですけれども、その瞬間のデータを分析し、作品にフィードバックするなど、作品のクオリティ向上のためにデジタルを導入することで漫画家さんを支援しています。 それから、二つ目の「広げる」という点について。マンガ作品そのもののウェブサイトなんかはあるんですけれども、作家さん自身のサイトってなかなかないんです。そこで、きちんと認知度を上げるために、ホームページのような場を無償で提供したりとか、読者層を分析するようなサービスを行っています。 三つ目が「稼ぐ」ですね。これが僕らが一番大事だと思っているところなんです。コミチのサイト上で、マンガを直接読者さんに販売できるようにしています。今だと電子ストア書店みたいなところで配信したり、電子書籍で売ったりと、いろんなマネタイズの手法が出ています。きちんと稼げるようになってもらうことで、作家さんが作品を生み続けられる。 この三つを網羅したプラットフォームを目標としています。 田原さん:僕には理解できないことがいっぱいありました。いろいろお聞きしたいと思っています。萬田さんはそもそも、どういう経緯で現在の職務に就かれたんですか? 萬田さん:もともと、高校時代からソフトウェアエンジニアを目指していて。大学卒業後、ナビタイムジャパンという会社に新卒入社し、経路検索エンジンのプログラミングを作っていました。 田原さん:仕事は面白かったですか? 萬田さん:Googleマップができる前に提供していたサービスなんですけど、世の中を便利にする、不便をなくすというのがベンチャーの存在意義だと思うんですけど、そこにチャレンジできるところが面白かったですね。5年くらい勤めました。 田原さん:その後、コルクという会社にお入りになった。 萬田さん:その前に、フューチャーシステムコンサルティングというコンサル会社やリクルートに勤めた後に「出版関係ですごいおもしろい会社があって、CTO(最高技術責任者)を募集しているよ」と聞きまして、それがコルクでした。 元講談社のマンガ編集の佐渡島庸平さんが、「テクノロジーでマンガ出版の世界を変えたい」と話していて。そこに共感して、二人三脚でやっていこう、というところで入った感じですね。
March 27, 2021 at 01:48PM
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