小学生に竹の特徴や活用方法を知ってもらおうと、竹から花瓶を作る体験教室が山口市の小学校で開かれました。
この体験教室は、地元の林業関係者でつくる団体が竹の特徴や活用方法を知ってもらおうと企画し、山口市の串小学校で小学４年生と６年生の児童３人が参加しました。
この中で子どもたちは、担当者から繁殖力の高い竹を放置すると、ほかの木々に日光が当たらず木が枯れる要因にもなるため、伐採して管理する必要があることや、竹は加工すれば竹かごや竹笛のほか、繊維状にしてタオルとしても活用できることなどを教わりました。
このあと子どもたちは竹細工作りに挑戦し、のこぎりを使って力いっぱい竹を切ったり、講師に手を添えてもらいながら、なたで竹に切れ目を入れるなどして花瓶を作り上げていきました。
参加した６年生の男の子は「きょう作った花瓶にきれいな花を飾って使いたい」と話していました。
主催した徳地林業振興会の平岡幸雄会長は「子どもたちが自然と触れあうことも少ないと思うので、森林に関心をもってもらおうと取り組んだ。林業の担い手も減る中、将来の担い手として育ってほしい」と話していました。
November 22, 2021 at 11:57AM
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小学生が竹から花瓶を作る体験教室｜NHK 山口県のニュース - NHK NEWS WEB
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