新型コロナウイルスの感染対策をとりながら、新たにまちのにぎわいを作れるか確かめようと、大津市はびわ湖沿いの公園で、キッチンカーで軽食などを販売する実証実験を行っています。
この実証実験は、大津市が今月から行っているもので、湖岸の「なぎさ公園」には、キッチンカーで軽食や飲み物などを販売する１６の店が週末を中心に交代で出店する予定になっています。
２０日は２店が出店し、家族連れや夫婦がフライドポテトや唐揚げを買い、ベンチに座りながらゆっくりと過ごしていました。
３歳の娘と訪れた男性は「外で食べられると安心できるのでありがたい。もっとこうした機会が増えてほしい」と話していました。
大津市では、今回の取り組みによって、新型コロナの感染対策をとりながら新たにまちのにぎわいを作れるか、確かめたい考えです。
大津市公園緑地課の杉本裕介主査は「びわ湖の雄大な景色は心が洗われます。３密を避けて食事と景色を楽しんでほしい」と話していました。
実証実験は来月２６日まで行われ、市は、利用客へのアンケートの結果などをもとに本格的に導入するか、検討することにしています。
November 20, 2021 at 09:45AM
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