きっかけはご当地グルメイベント…使い捨て容器減らすため"食べられる器”開発
海を汚染する“海洋プラスチックゴミ”が社会問題となり、レジ袋が有料となるなど、最近は消費者の環境への意識が高まっている。 【画像】続々と生まれる「食べられる食器」 そんな中、愛知・碧南市の菓子メーカーが作った「食べられる食器」が注目されている。お皿だけでなく、カップにお箸にスプーンまで…。食べられる食器が、私たちの未来を変える。 愛知・碧南市は、アイスもなかの皮を作るメーカーが合計9社ある全国一の産地で、その内の1社が40年前に創業した「丸繁製菓」。 その技術を生かした商品の一つが、「イートレイ」(えびせんべい味 10枚入 967円)。 料理を乗せても割れたり溶けたりせず、最後には丸ごと食べられる器だ。 想像以上に硬くしっかりとした器を食べてみると、まさにえび風味のせんべい。 水分にも強く頑丈なイートレイは、この会社の専務・榊原勝彦さんが考案した。開発のきっかけは、10年前にブームだった“ご当地グルメ”のイベントだった。 榊原勝彦さん: 会場で目の当たりにしたのが、ゴミの問題。たくさんの使い捨ての容器が捨てられていたので…。自社の技術でなんとかできるんじゃないかと
焼きもろこし味など5種類…特産・えびせんべい主原料加えて強度を強化
一般的にアイスクリームのコーンやもなかの皮は、器として水に弱いのが課題だった。そこでヒントになったのが、地元名物のえびせんべい。 榊原勝彦さん: このあたり(愛知県西三河)はえびせんべいの特産地で、えびせんべいの主原料「馬鈴薯でんぷん」が多いんですよね アイスもなかの主な原料は小麦粉やコーンスターチ。イートレイにはジャガイモのでんぷんが入っている。水を入れると、もなかの皮は9分ほどで溶けてしまうが、イートレイは1時間以上たっても水が漏れず形も崩れない。味にもこだわり、えびやオニオン、紫いも、焼きもろこしなど5種類の味を作った。 榊原勝彦さん: おいしく食べることに重点をおいて、お皿にもしっかりと味がついていて…。中の食材との食べ合わせを楽しみながらゴミを削減していくという発想でやっています
November 22, 2021 at 04:07AM
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“食べられる食器”でプラゴミ削減 アイスもなかの皮作る技術活かし開発 「おいしい」味は5種類【愛知発】(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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