暮らしが便利になる身近な発明品を作る愛好家たちの作品発表会が１４日、小山市で開かれました。
この発表会は、小山市や近隣の発明愛好家たちで作る団体が毎年行っているもので、ことしは１４日、小山市の中央公民館を会場に、会員９人が考案した暮らしが便利になる作品２８点の実物や写真が集まりました。
そして、新型コロナの感染防止のため報道関係者に限定して発表が行われ、このうち「平面部つきバケツ」は、一般的に丸いバケツの口の縁を水害などの災害時を想定して一部、平らにしたもので、地面や床に押し当てると、泥などを容易にバケツの中に入れて集めることができます。
また、「靴下ハケタヌケタ」は高齢者や妊婦などが、いすに座ったまま靴下をはいたり脱いだりするための補助具で、発表では長さ５０センチほどの棒状のこの補助具を使って使い方の実演をしました。
この作品展は、台風や新型コロナの影響で２年連続で開催できず、ことしは３年ぶりとなりました。
農業関連雑誌の取材担当者の女性は、「こんなものがあればいいという思いがすごく伝わってきました。ニーズをくみ取って発明したものをさらに改良していく点に感心しました」と話していました。
「小山発明クラブ」の岡田治郎会長は、「開催できて感激です。一生懸命、作ったのを皆さんに見てもらい批評してもらうことで、作品の質を高めていきたい」と話していました。
November 15, 2021 at 10:35AM
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暮らしに便利な発明品作る愛好家らの作品発表会 小山｜NHK 栃木県のニュース - NHK NEWS WEB
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