秋冬は春夏に比べて寝付きが悪いと感じる人、意外と多い?
【今回のお悩み】 「仕事の終わる時間が遅いのでなるべく早く寝たいと思っているのですが、春夏に比べて秋冬は寝付きが悪いような気がします。気温が低いから? 他に何か理由があるのでしょうか?」(Sさん) 春夏に比べて秋冬は寝付きが悪いと感じる人は、恐らく多いのではないでしょうか。その理由は体内の自律神経にあります。 自律神経とは末梢神経の一つで、昼間や活動している時に優位に働く「交感神経」と、眠る前やリラックスしている時に働く「副交感神経」の2種類が、バランスを取りながら体の状態を調節しています。 北半球に位置する日本では、春と夏で気温と気圧の高低が逆になります。自律神経もこの変化に対応できるよう、春夏には副交感神経の活動を高めて暑さによる内臓への負担を軽減し、秋冬には交感神経の活動を高めて寒さへの対策をするようにできています。 ○春夏:気圧・低、気温・高……「副交感神経」の活動を高める ○秋冬:気圧・高、気温・低……「交感神経」の活動を高める 秋はスポーツや文化的なことも含め、やりたいことも増え、充実した日々を送る人も多いでしょう。しかし、交感神経が優位である分、緊張しやすく、また休息しにくい季節でもあるわけです。
副交感神経を優位にするために意識したいポイント2つ
夜は本来なら副交感神経が優位に働き、眠りにつながります。しかし、交感神経が高ぶっている場合は、より積極的に体を休めてリラックスできるようなサポートが必要です。 体が疲れている時は交感神経が優位のままでも眠りにつくことができますが、この状態の脳は興奮しており、血圧や心拍数、呼吸数も高いまま。そのため、どれだけ眠っても疲れが取れにくくなってしまいます。そこで深い睡眠を作るには、副交感神経を優位にすることが必要です。就寝前に意識したいポイントは2つあります。 【就寝前に意識したいポイント1:交感神経を刺激しない】 副交感神経を優位にするためには、交感神経を不必要に刺激しないこと。眠る前に気がかりの種を抱え込まないことが大切です。 前回、お布団を「安心して眠れる場所だ」と脳に記憶させるため、ベッドなどでスマホを見ないようにしていただきたいという話をしました。それ以前の問題として、スマホから得るさまざまな情報があなたの交感神経を刺激することを避けたいのです。眠る時はその日、気がかりだったことからなるべく離れ、気持ちの余裕を作るように心がけてください。 【就寝前に意識したいポイント2:深部体温を下げる】 深部体温を下げる必要がある理由は、それが低くなるにつれて私たちは眠気を感じるから。私たちは眠りにつく時、手足から放熱し、深部体温を下げています。 深部体温を下げるためには、一度、ぐんと体温を上げるのが効果的。一番効果的なのは入浴です。眠る1時間半前に38~40度のお湯に15分程度浸かると、1時間後に体温が下がり自然と眠りが訪れます。 入浴後に靴下を履いて眠るという方も多いかもしれませんが、熱を放出する手足を覆ってはいけません。 でも、足首だけは別。足首が冷えると、体は深部の熱を体内に閉じ込めようとしてしまうからです。熱が閉じ込められると深部体温が下がらず、眠りが浅くなり、眠ることはできてもなかなか疲れが取れません。逆に足首が温まっていると足の裏から汗をかき、効率よく体温を放熱することができるので、ぐっすり眠れるというわけです。 足首の保温には、ゆったりしたレッグウォーマーなどがおすすめ。女性は冷え性に敏感ですが、実は男性にも多いんです。足首を保温していただくことで、より深い睡眠につながります。ぜひ試してみてくださいね。
関口 裕子
November 06, 2021 at 07:40PM
https://ift.tt/3CNBrO1
秋冬になかなか寝付けないのはなぜ? 快眠を作る具体的行動とは 秘密は自律神経に(Hint-Pot) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
https://ift.tt/35vzQLu
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "秋冬になかなか寝付けないのはなぜ? 快眠を作る具体的行動とは 秘密は自律神経に(Hint-Pot) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース"
Post a Comment