卒業記念九谷焼陶板プレート動橋小児童親と作る - 中日新聞

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九谷焼の陶板プレートを手にする岡田憲明会長（中）と代表の児童＝加賀市動橋町で

　加賀市動橋小学校の６年生３７人が卒業記念に九谷焼の陶板プレートを親子で作り、動橋川沿いの休憩所に設置した。

　陶板プレート１枚は１０センチ四方で、４２枚を組み合わせて大きな額に入れた。季節や好きな物をテーマに親子で話し合いながら作り、サクラやクリなど色鮮やかな作品に仕上がった。児童代表の杉田杏奈さんと長谷川陽平君が、河川の美化に取り組む動橋地区まちづくり推進協議会の岡田憲明会長に手渡し、休憩所の内側の壁に固定した。

　岡田会長は「大人になってもたまに遊びに来て、作った時のことを思い出して」と呼び掛けた。母親が好きなヒマワリの絵を描いた石田空音（くおん）さんは「（プレート作りは）親と話す機会が増えてうれしかった」と笑顔だった。

　　（小室亜希子）