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「あんまり騒ぐと敵作るよ」 議員の‟居眠り”指摘され‟恫喝”? 政治再建目指す若き新市長×市議会【広島発】 - FNNプライムオンライン

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「どう喝」をめぐり食い違う 市長と議長の認識

安芸高田市の石丸伸二市長が就任して2カ月。
「新しい政治」を目指す中、「意識改革」に奮闘する若きリーダーを取材した。

石丸伸二市長ツイッター:
昨日、議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある、と。数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?どう喝?あり

9月、石丸伸二市長が投稿したSNS。
発端は、市長にとって初めての市議会・9月定例会だった。

石丸伸二市長:
眠たくならないような答弁にしないといけないなと

この日、石丸市長はSNSで、議会中に居眠りする議員がいたと指摘。

石丸伸二市長:
議員の人にとっては、大舞台ですよね、見せ場と言ってもいいかと思う。そこにいるために選挙があって、市民に選んでもらってるわけじゃないですか。だから、そこで全力が出せなかったら、プロじゃないですよね

後日、石丸市長は議長から呼ばれ、全議員が出席する非公開の全員協議会で説明を求められたという。

石丸伸二市長:
要はちょっと体育館の裏に来いや、という感じですよね。最初呼ばれた時の雰囲気としては、市長謝りなさいよ、という感じでしたよ。議会を騒がせるなと、あんまり騒いでると、あなた敵を作るよ、というアドバイス?それはどう喝ですよ。市政が進まなくなるよっていう。このどう喝は、わたしも見逃しちゃいけないなと思いましたね

この「どう喝」について、議長の認識は食い違う。

安芸高田市議会・山本優議長(居眠りを指摘された議員ではない):
市長のツイッターはどう喝という言葉じゃなくて、?(クエスチョン)が入っていたでしょう?皆さんの受け取り方じゃけぇね、議員さんも市長の方も

ーーー居眠りについて?

安芸高田市議会・山本優議長:
議員さん本人の自覚の問題だろうと思います。居眠りしてるかしてないか、わからんでしょう?目をつむっただけかもわからん

安芸高田市民は…

女性:
(居眠りは)もっての外だと思いますね。みんなの税金であれだけ給料もらって、議会へ出て、せっかくの会議に居眠りなんかしてたらね

タクシー運転手男性:
居眠りするいうのは、けしからんことですけど、そこ(SNSに投稿)までする必要はなかったんじゃないかと思いますよね

男性:
今回だけじゃなしに、そういう風潮が多少あったんじゃないかと思うんですよね。今まで問題にならなかったということは、議会自体が古い

政治不信の払拭へ一貫した姿勢を

安芸高田市では、2019年の参院選をめぐる買収事件で、前市長と前市議のあわせて4人が辞職。
政治不信の払拭が求められる中、2020年8月 行政経験のない石丸市長が当選した。

政治への信頼を取り戻そうという一貫した姿勢に、これまでの慣習や政治風土は無用だ。

石丸伸二市長:
行政もいろいろ改革をやっていかないといけないんですけども、議会も同様に刷新・改革をしてほしいというのが、この一連の出来事の背景ですね

議会に求める「改革」は、市役所内部にも向けられる。
安芸高田市の新型コロナ対策の事業「プレミアム付商品券」。
40%という高い還元率で1人10冊購入できることから市民が殺到。
買えない人も多く、販売方法をめぐり不満が続出。
市は謝罪する事態となった。

行政情報の放送:
市民の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くおわびいたします

石丸伸二市長:
そのすべての責任は当然ですけれども、市長のわたしにあります

前市長から引き継いだこの事業。
石丸市長が就任した時には、すでに議決を経て形になっていた。

石丸伸二市長:
プレミアム商品券というのは、本来的にものすごい不公平なんですよ。みんながお金を使えるようにするなら、給付金でいいんですよね。非常に癖のある、言葉を選ばずに言えば、タチが悪い政策をこのまちはやっちゃってたんだな。それはですね、一番最初に感じました

実は、安芸高田市は過去に販売した「プレミアム付商品券」が売れ残ったことがあり、その失敗をふまえて、今回 高い還元率で販売。
その結果、混乱を招いた。

石丸伸二市長:
つまり何やっても失敗するんですよ。そういう政策だというのを職員が知らないといけないんですよね。それを知ってほしかったですね、職員の人に。先の混乱、わかってたんですけれども、これもまた必要な痛みだなと思いました。職員を、市役所を、組織として強くしていく。この重要性を考えたら、わたしは許容できる混乱だと思って、そこは通しました

混乱に対し、現場職員は自ら素早く対応。
追加販売については、抽選にしたうえで、購入できる上限を1人3冊に減らすなど、できる限りの改善策をとった。

市民に求められる「意識改革」

議会や市職員に対して「意識改革」を求める石丸市長。
この2カ月間を安芸高田市民はどう見ているのか?

男性:
時々会う時にはちゃんとあいさつしてですよ。親近感がちょっとわきますね

女性:
この間、議会を傍聴を2回した人も多いしね、今まであんなこと聞いたことないけどね

男性:
発信力あるし、政治に透明性というか、わかりますよね。確実に変わっていくと思いますね、いい方向に

就任以降、「新しい政治」の実現に向け積み重ねてきた「改革」。
それは自身にも向けられる。

就任2カ月を機に、幹部職員から自分に対する評価を聞くことにした。

石丸伸二市長:
この箱が「意見箱」ですね

「市長にやってほしいこと」または「やってほしくないこと」を3つ書いてもらうという。

石丸伸二市長:
わたしに対する批判ですね。人も組織も批判がないと成長しないんですよね、改善できないと思います。あえて耳に痛い話も聞かなきゃいけないな

寄せられた意見は残りの任期に生かす方針だ。

就任から2カ月がたち、市長の掲げる3つの政策の柱について今、力を入れている割合を聞いてみた。

石丸伸二市長:
数字を言うと1(政治再建)が80%、2(都市開発)と3(産業創出)は10%ずつという感じです。今の時点ではまだまだ1だなと、政治再建だなと思ってます。ひとまずは議会。わたしにできることと言えば、市民の方に現状を伝える、知ってもらうことが、大事なことなのかなと思っています

11月、市議会議員選挙を控える安芸高田市。

今、市民に求められるのは、自分の投票がまちを変えることができるという「意識改革」だ。

(テレビ新広島)

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October 16, 2020 at 05:00PM
https://www.fnn.jp/articles/-/95925

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