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フルスイングで作る飛距離の壁を超える術 押尾紗樹 - ゴルフダイジェスト・オンライン

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「飛距離アップのための力加減」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「飛ばすにはヘッドスピードが必要だと思うのですが、どうすればスピードアップできますか?」

【押尾紗樹のレスキュー回答】
ドラコンとストローク競技をどちらも経験して思うことは、飛距離と方向性を両立させた練習では、飛距離アップは難しいということです。飛ばしのための練習には、力を出しきるフルスイングでの準備が必要と考えます。

1. 7割スイング練習はHSが下がる

ボールをコントロールしたいと思うと、力加減を10割ではなく7~8割に抑えて振る練習を続けがちです。練習時に力を抑えると、いつの間にか本来の7割が10割、またその7割が10割…と、どんどんスピード感の上限が下がってしまいます。

2. 下半身リード練習はスライスの元

飛距離アップのレッスンでよく耳にするのが、「切り返しで下半身を先行させ、手が遅れて来る」というイメージ。ただ、これではフェースが開いてインパクトを迎えやすく、スライスの原因となるため、飛ばしの観点ではマイナスと考えます。

3. 同時に振り下ろすフルスイング練習が◎

フルスイングする練習では、上半身・下半身・腕の3点を一緒に動かす意識が重要です。切り返し以降、どこかを先行させるという意識はもたず、すべて同時に下ろす感覚です。振り遅れを防ぎ、理想的なフルスイングを目指しましょう。

【今回のまとめ】練習ではマン振りしよう♪

・7割スイング練習はHSが下がる
・下半身リード練習はスライスの元
同時に振り下ろすフルスイング練習が◎

取材協力/こだまゴルフクラブ

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October 21, 2020 at 03:04AM
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