西崎啓太朗
57種類の米を栽培している茨城県筑西市の大嶋農場で、大型コンバインを使った稲刈りがあった。大嶋康司社長(62)は「稲穂が出る7月下旬から8月上旬にかけて日照りが続いたため、昨年よりも豊作」と笑顔を見せていた。
24日に収穫したのは特別栽培米「越のかおり」。粘りが少ないのが特徴で、主に米粉にして米麺などに加工するという。
水田は約27ヘクタール。栽培する品種はコシヒカリやミルキークイーン、つきあかりなど多種多様だ。「酒の銘柄と同じように、人によって好みの米の品種は違う。色々な米を食べ比べて」と大嶋社長。
ただ、多品種の米作りは苦労も多い。57種類もあると、どの水田のどこに何を植えたのか分からなくなってしまうため、エクセル表にまとめて管理する。肥料も、水田によって土の状態が違い、米の品種によって量も違うため調整が難しいという。
コンバインでの稲刈りも他の品種と混ざらないように清掃が欠かせない。収穫する品種が変わるたびに、コンバインを分解して半日ほどかけて手入れしているという。
大嶋農場の米は、道の駅「グランテラス筑西」や農場のホームページから購入できる。(西崎啓太朗)
September 26, 2021 at 09:00AM
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筑波山バックに稲刈り 57種の米作る農家「昨年よりも豊作」 - 朝日新聞デジタル
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