日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカはホームでビリャレアルと0-0で引き分けた。久保は4試合連続で先発出場し、右サイドハーフでプレー。チームの不利な状況が続く中、前半ロスタイムや後半終盤には見せ場をつくったが、得点につなげることはできず、後半ロスタイムにスタンドの観衆の大きな拍手を受けながら交代した。

以下、マジョルカのルイス・ガルシア監督の試合後の記者会見のコメント

-チームのパフォーマンスについて

同監督 全力を尽くしてくれた選手たちのことを祝福しなければいけないだろうね。我々は最初の15分間苦しみ、20分間で3回もシステムを変更し、それ以降、試合を拮抗(きっこう)させることができた。そして後半はビルバオ戦のようになったが、チームはよく戦っていたよ。私は彼らが日々行っていることに誇りを感じている。

-スコアレスドローは

同監督 このカテゴリーでは勝つのが本当に難しいんだ。ビリャレアルはまだ1度も勝っていないしね。最も重要なのは我々がこの5試合で1回しか負けていないことだ。チームは3試合で無失点に抑えている。今日は勝利に近づいたかに見えたが、決定力の点で幸運に恵まれなかった。

-アジア市場を意識した午後2時開催(日本時間午後9時)のキックオフ時間だった

同監督 その時間はとても難しく、時に暑さが大いに影響することがある。しかし、それはテレビ局が仕切っているので仕方ないことだ。我々は今後もその時間でプレーすることがあるだろうから、私は今日応援してくれたサポーターに感謝したい。彼らは我々にとって必要不可欠な存在であり、今日、彼らは10点満点だった。

-マフェオの負傷について

同監督 大腿(だいたい)四頭筋に何らかの痛みを感じていたが、私には分からない。今後何試合か欠場することになるので、他の選手たちが回復できることを願っている。

(高橋智行通信員)