ユービーアイソフトより発売予定の人気シリーズ最新作『ファークライ6』。ここでは、本作のリードゲームデザイナーを務めるDavid Grivel氏へのミニインタビューを掲載する。
David Grivel
『ファークライ6』リードゲームデザイナー。過去に『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』、『スプリンターセル ブラックリスト』、『アサシン クリード ユニティ』のゲームデザイナー、『ファークライ プライマル』ではリードゲームデザイナーを務めた。
――本作のテーマになっている“ゲリラ・ファークライ・スタイル”について教えてください。
David本作ではゲリラに関して、ふたつのアプローチを取っています。ひとつは、新しい現代的なゲリラにしたいということ。そしてもうひとつが、私たちが“リゾルバー”と呼んでいるDIYの精神です。ゲリラたちはアントン軍と戦うために多くの手段を持っているわけではないので、革命成功の可能性を高めるためには、自分自身がゲリラ・アーミーになる必要があります。
これはゲーム中において、ランチャーやネイルガン、(そして私のいちばん好きな)バイクのエンジンを利用したミニガンなど、クレイジーな武器を作ることを意味しています。ワールドで見つけたものを使って何かを作るという考えかたは、武器や乗り物、プレイヤーの外見など、さまざまなものに取り入れています。
――本作の舞台、ヤーラの広さは前作とくらべていかがですか?
David詳しい数字はわかりませんが、前作より広いことはたしかです。というのは、今回はひとつの国全体を作ったからです。これまでは特定の地域が舞台でしたが、今回はひとつの国なので、新しい生物群系、新しい環境を構築したわけですが、これは初めての経験でした。
たとえば、首都のエスペランザは都市環境であり、ゲームプレイの観点からとても興味深いものでした。都市環境でどういうことができるのか、どういった戦いが起こるのか。また、マップを広くしただけで中身が薄くなっては意味がありません。ワールドのどこへ行っても十分なミッションがあり、アクティビティが用意されており、つねに何かやることがあるということが重要です。
――ゲームプレイのサイクルとしては、敵拠点を襲撃し、キャンプを拡大していく形でしょうか?
Davidそれだけではありません。序盤でダニーがゲリラグループの“リベルタード”に参加しますが、グループの力はまだ小さく、この運動を広めていく必要があります。ミッション、アクティビティ、ワールドイベントをこなしながらゲームを進めていきますが、これらが最終的にアントンを倒すまでの革命運動を成長させることにつながっていきます。
――シリーズ初となる市街戦では、どのような戦いがくり広げられるのでしょうか?
David首都はアントンの拠点であり非常に危険な場所です。戒厳令が敷かれ兵士で溢れています。ここでどのようなアプローチを取るかはプレイヤー次第です。ステルスで進むことも、銃撃戦を挑むこともできます。友だちといっしょに行くことも可能ですし、ダックスフントのチョリソーや、クロコダイルのグアポ、そして今後紹介していくことになる仲間(アミーゴ)を使うこともできます。市街地に入るかどうかはプレイヤーの決断です。私たちはAIキャラクターがこの新しい環境や挑戦に確実に対応できるように努力しました。
――ジャンクパーツを集めて“リゾルバー武器”をクラフトできますが、その中でおもしろいものを教えてください。
David先ほど取り上げたミニガンはバイクのエンジンを利用していますが、起動音がまさにバイクのエンジン音そのものでおもしろいです。ランチャーもクレイジーな武器のひとつです。釘を撃つネイルガンはあまり音が出ないステルス武器で、楽しんでもらえると思います。さまざまなユニークな武器を作りましたが、発砲したり爆破させたりするものだけではなく、ステルス時に使えるものも用意しました。私たちにとってステルスがほかのアクションと同等に扱われ、プレイヤーにとって使い勝手がいいことは重要であり、そうなるように努力しました。
David本作では、シリーズにおいて最大数の武器を用意しました。この中には前述のリゾルバー武器も含まれていますが、ほかにスタンダードな武器もあり、これは重要なことだと思います。プレイヤーによってはAK47とサイレンサーが欲しいという人はもちろんいますし、自分でスコープを作りたいと思う人もいるでしょう。ちなみに、レーザー・ポインター・スコープは、ガラケーから作ることができます。そして、あらゆる武器のパーツを細かにカスタマイズ可能です。
――PS5、Xbox Series Xなど最新機でのプレイは、ユーザーにどんな体験を与えますか?
David今後数週間内には詳しいスペックと新しいフィーチャーを公開しますが、いま言えるのは、Xbox series XとPS5では60fps、4K解像度をサポートするということです。(ハプティックフィードバック、アダプティブトリガーなどの対応は?)これらについては今後お話ししていきます。
May 29, 2021 at 12:15AM
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