* * * 実はキャンプに出かけるようになったのは5、6年前。当時、子どもが通う幼稚園のパパ友に誘われたのがきっかけです。 もともと僕はインドア派で、キャンプには興味が全然なく、子ども時代を含めて家族とはキャンプに行ったこともありませんでした。しかし、いざキャンプに行くと、これがもう楽しかった! 大自然の開放感、ゆったりとした時間の流れ、自由な楽しみ方に魅せられました。 テントやキッチンを設営しながら、ビールなど酒を飲みたくなったら飲み、腹が空いたらおつまみや料理をどんどん作って食べる。お腹がいっぱいになって夜の帳が下りると、焚き火を囲んで大好きなウイスキーを手に語り合う……。あっという間にキャンプの虜になってしまいました。 ただ、野外でも家の中のキッチンでも、美味しい料理を作るという基本は変わりません。キャンプの場合、仕入れていくことが前提になりますが、道の駅に寄って地元の野菜や山菜を買って調理するのもキャンプ料理の醍醐味のひとつです。 僕は小さい頃から栗原家の日曜の朝ごはんを担当してきました。母(料理家の栗原はるみ氏)からも、料理上手だった父(元キャスターの栗原玲児氏)からも「食べる相手のことを思って料理を作る」という教えを言われ続けて育ちました。 たとえば熱々のものを熱々で美味しく食べるには、段取りが不可欠です。まさにキャンプ料理の醍醐味はできたてを食べること。僕のキャンプ料理レシピを初公開した著書『ごちそうキャンプ』では下ごしらえの段取りから道具の扱い方、調理の秘訣まで解説しています。家の台所でも活用して非日常感を楽しんでくださいね!
* * * さらにここでは、栗原氏が考案した珠玉のレシピの一つを紹介する。 『簡単ローストビーフ ケチャップしょうがソース』〈出来上がりまで20分〉 ●材料(3~4人分) 牛もも肉:500g 塩:小さじ1/2 黒胡椒:適量 長ネギ(青い部分のみ):1本分 オリーブ油:大さじ1 A[ケチャップ:大さじ4、醤油:大さじ1、みりん:大さじ1、砂糖:大さじ1、酒:大さじ1/2、ニンニク(すりおろし):1片分(*チューブを使用する場合は2/3量にする)、ショウガ(すりおろし):1片分(*チューブを使用する場合は2/3量にする)] ●作り方 【1】牛肉は塩、黒胡椒で下味を付ける。 【2】スキレットでオリーブ油を熱し、(【2】とネギを並べ入れて強火で焼き付ける。 【3】牛肉、ネギをそれぞれ返しながら、全体に焼き色を付ける。 【4】牛肉に焼き色が付いたら、ネギを牛肉の上にのせて蓋をする。火を止めてそのまま10分ほど置く。 【5】小鍋にAを入れ、中火にかける。混ぜながら1分ほど煮詰め、とろりとしたら火を止める。 【6】 【4】を食べやすい厚さに切り、【5】をかける。 *撮影では米国・鋳鉄調理器具メーカー「LODGE」の10インチ(DEEP)サイズを使用 【プロフィール】 栗原心平(くりはら・しんぺい)/1978年生まれ。料理家・栗原はるみ氏を母に持ち、幼い頃から得意だった料理の腕を活かし、料理家として活躍。 『男子ごはん』(テレビ東京系)にレギュラー出演中。最新刊『栗原心平のごちそうキャンプ』(小学館)が好評発売中。 撮影/寺澤太郎、小倉雄一郎 取材・文/上田千春 ※週刊ポスト2021年3月19・26日号
March 12, 2021 at 05:05PM
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