近江町で成果展始まる
金沢市が本年度から始めたアーティストと保育園・幼稚園児の交流事業で、一年間の成果を映像やパネルで紹介する展示が金沢市近江町交流プラザのちびっこ広場で始まった。二十一日まで。初日の十二日には交流事業に参加したアーティスト二人が来場し、取り組みの手応えを語った。事業は、市とNPO法人「金沢アートグミ」(金沢市)が協働で実施する「子どもの育ち支援モデル事業」。今年は聖ヨハネ保育園に油絵が専門の村住知也さん(45)=津幡町、妙源寺幼稚園にダンサーの松田百世さん(42)=白山市=が派遣された。ともに昨年十二月から今年一月までの間に五回の体験型講座を開いた。
村住さんはキリスト教系の保育園ということを意識し、イエス・キリストの父の職業が大工だったことから、木づちや段ボールの家を一人一人に作ってもらった。子どもたちの姿を「常に楽しそうに、集中して取り組んでくれた」と振り返る。
松田さんは「光」をテーマに、透明カラーセロハンや金箔(きんぱく)、紙で作った飾りを体につけて、ライトの加減や動きによってどう見えるかを楽しんでもらった。「引っ込み思案な子が前に出て体を動かしてくれた。子どもたちの成長を感じられた」と話す。
展示会場では、それぞれの活動のようすを伝える計二十六分の映像を放送。写真入りのパネルでも活動を紹介しているほか、園児たちと作った木づちや飾りのサンプルを展示している。
市は新年度も事業を継続し、三つの保育園・幼稚園にアーティストを派遣する。(小佐野慧太)
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March 13, 2021 at 08:57AM
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作るって 楽しいね アーティスト、園児の交流事業 - 中日新聞
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