世界的に半導体の需要が増加するなか、大手精密機器メーカー、キヤノンは半導体の製造装置を作る工場を宇都宮市に新たに建設します。
キヤノンは、宇都宮市の清原工業団地にある事業所で、スマートフォンや自動車などさまざまな分野に使われている半導体の製造装置を生産しています。
今回、キヤノンは同じ工業団地の一角に半導体の製造工程の中でも重要な役割を果たす「半導体露光装置」を作る新たな工場を建設すると発表しました。
世界的な半導体の需要の増加をうけて、製造装置の生産を強化することが狙いで、新工場の建設費や生産設備の費用としてあわせておよそ５００億円を投資するということです。
３年後の２０２５年から新工場を稼働させるということで、稼働後はキヤノンの国内の生産能力を去年１年間のおよそ２倍に引きあげる計画です。
キヤノンは、「半導体市場は、ＩｏＴや５Ｇなど社会のスマート化で成長を続けています。生産能力を強化することで中長期的に見込まれる半導体需要の増加に応えていきます」とコメントしています。
October 07, 2022 at 04:40PM
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キヤノン 宇都宮に半導体の製造装置を作る新工場建設へ｜NHK 栃木県のニュース - nhk.or.jp
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