──藤原さんは初めての展示会を終えていかがですか?
藤原裕(ふじはら・ゆたか 以下、藤原):すごく新鮮でしたね。職人による加工や縫製技術の素晴らしさに感動しました。また、ブランドを作るにあたって、たとえば、タグのデザインひとつとってもあらゆる角度から考えないといけない。プロのみなさんと集まって物作りをすることは刺激的でした。もちろんアイテムの仕上がりにも大満足です。
川上:僕も満足しています。弊社は国内外で生産業界に携わっていますが、日本の物作りは以前と比べ、質が落ちています。でも、今回このチームで作ったことで、問題解決方法が見え、手応えも感じました。裕さんから色落ちなどのアドバイスをいただくのですが、普通の加工業者ではできない難易度の高いリクエストがはいるので、こちらも勉強させてもらってます。
藤原:いつも無茶言ってすみません……!
後:藤原くんから古着を見せてもらったときに、「これはブーツを履いてついた色落ちですよ」などの解説を聞いていると、ヴィンテージウェアには物語があり、ロマンがあるなぁとつくづく思います。。そして、ぼくはそういうロマンの部分が好きなんだと感じています。だから、そういった魅力をもっとみなさんに伝えられたらと考えています。
──次の展示会はどんなラインナップですか?
藤原:今回は新たに6型を発表しました。目玉はふたつあり、ひとつはセカンドのタイプのTバックです。前回と同様、今回も加工が素晴らしいので、ぜひ手にとって見ていただきたいです。仕上がりもモダンで、まさに現代に着られるヴィンテージウェアです。もうひとつは、バズリクソンズさんとコラボをさせていただいた、フライトジャケットのL-2Aです。私物のL-2Aをサンプルにして、バズリクソンズさんでしかできない、通称“バネクラ”のジッパー(クラウン社製のバネ式のジッパー)を使用するなど、ヴィンテージファンにはたまらない作りとなっています。
July 24, 2022 at 07:30AM
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ヴィンテージウェアの新しいルールを作る──New Manualができるまで。前編 - GQ JAPAN
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