株式会社「ＺＯＺＯ」の創業者で実業家の前澤友作氏が、一般公募型の新プロジェクト「ＭＺＤＡＯコミュニティ」を立ち上げたことが分かった。３０日に発表された。
「前澤友作と一緒に会社を作ろう」というコンセプトで始まった新事業。「ＭＺＤＡＯコミュニティ」は「みんなで会社を作ろうプロジェクト」に参加するためのオンラインコミュニティ。参加を表明した一般人とともに「みんなで参加して、みんなで育てて、みんなで儲けよう」という目標で巨大な会社組織を目指す、というものだ。
前澤氏は自身のツイッターで「実はこんなこと知ってるのに、実はこんな友達いるのに、実はこんな得意技あるのに。そういうみなさんのくすぶった能力を発揮できるのがＭＺＤＡＯという新しいタイプの会社です」と説明。そして「もっともっとみんなはやれるんだって。環境やタイミングさえ合えば。やるぞー！！」と意気込んだ。
具体的には、月額５００円で参加したメンバーがアイデアを寄せ合い、事業を決定。コミュニティ内の記事にコメントをしたり「いいね」などのリアクションを取ったり、ＳＮＳで拡散して“宣伝活動”を行うことで、それに見合った報酬が付与される。
前澤氏は「出資もなく社員でもなく通勤もない。ノルマも残業も上司も部下もいない。そのぶん給与は出ないけど、報酬をもらえる可能性がある。誰でもどこからでもスマホさえあればゆるーく参加できる新しいタイプの会社」と説明。運営費等で月額５００円を払う必要があるが、事業が成功すれば追加で報酬をもらうことができ、生み出した商品やサービスを安く買ったり使ったりできるメリットもある。
デメリットとしては、事業が始まらない可能性や報酬が受け取れない可能性もあるが、「上手くいったらみんなで山分け。上手くいかなかったらそれはそれ。けど、どっちに転んでもきっと楽しいと思います」と前澤氏はコメントを寄せた。
初期メンバー１万人を、７月３０日から８月１０日まで募集する。匿名で参加可能で、通勤もない。公式ＨＰによると、活動は「アンケートやコメントなど、あくまでもスマホ上で完結するお手伝い」としている。
また同ＨＰでは「そもそも給与が発生しませんので副業にはあたらない場合が多いのではないかと思われます」とし、既に働いている人も参加可能だ。前澤氏はツイッターで「労働者や消費者のままではずっとお金に悩まされます。所有者や生産者に少しでも近づくことがお金に近づく一歩でもあります。みんなで作る会社『ＭＺＤＡＯ』では、たくさんの人をそっち側にお連れしたいと思っています」と参加を呼びかけた。
July 30, 2022 at 04:14PM
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前澤友作氏、みんなで会社作る！新プロジェクト「ＭＺＤＡＯコミュニティ」初期メン１万人を一般公募 - スポーツ報知
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