寒くなってきましたが、やはり、スパゲッティ、食べたいのである。肉に煮込んだミートソースのスパゲティとか、食べたくないであろうか?
食べたい。
ボロネーゼはとにかく、ちょっと、コトコトと煮込んだら、美味しくなるのだ。
こんなに寒い日は、ボロネーゼにしよう。新しくても、ボロネーゼがいい。ニューネーゼなんかいらない、ボロボロネーゼだ!
ということで、ボロネーゼを今日は一緒に作ってみることにしましょうね。
英語とかポーランド語ではボロネーズだけど、もちろん、本場イタリアではボロネーゼ。
正確には、ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ragù alla bolognese)となるのであーるぬーぼー。
ボロネーぜって、地域で味や作り方もまちまちだし、イタリア家庭一軒一軒で味が違うし、何なら、その日の気分でぜんぜん違ったボロネーゼが出来る。
正直、父ちゃんの作るボロネーゼは父ちゃんのその日の気分と、あとは冷蔵庫さんとの相談で決まる。
そのくらい、逆に言うと、残り物の処分にも最適でありながら(笑)、めっちゃうまい一品だからさ、主夫である父ちゃんには助かってる。
父ちゃん的には、二種類の作り方を持っておる。
パスタの上からかけるスタイルと、もう鍋の中にパスタごと入れて、ぐちゃぐちゃ混ぜて出す2パターンだ。
どっちも美味いし、何が違うってことはない。
胃袋に入っちゃえば一緒だけど、大事なのは、やはり味わう時の歯ざわりとか、旨味の広がり方とか、まあ、気分とかで、このどちらを選択するかは重要になる。
個人的には、煮込んだボロネーゼソースの中に茹で上がったパスタをぶっ込んで食べるスタイルが好き。
フランスにおけるボロネーゼの起源をさかのぼると、昔、フランスの煮込み料理をゆであがったパスタにかけて食べたら美味しかった、という時代にさかのぼる。
しかし、イタリアでは、鍋の中で混ぜるスタイルが多い。
コトコト煮込んだミートソースに絡まるパスタ、最高なのである!!!
【レシピのようなもの】
まず、鍋とフライパンを用意し、野菜は粗みじん切りに、にんにくは潰しておく。
このみじん切り加減で家庭それぞれの違いが出てくる。
そしたら、その野菜をだな、鍋にオリーブオイル大さじ2を入れ、弱火でじっくり炒めていく・・・。
じっくりと炒めるのがコツなのであーる。
ボールに挽肉を入れ、塩・こしょうして手でこねする。冷やした肉の方が粘り気が出る。それをまな板の上で平たく伸ばす。
フライパンにオリーブオイル大さじ2を引いて、包丁のへら部で押しつぶしたニンニクを弱火で火にかける。
香りがオリーブオイルに移ったらにんにくを取り出す。
平たくした挽肉を入れ、超強火で片側が少し焦げるくらいまで焼く。
この焦げ目が大事。で、焦げ目が付いたら赤ワインを回しかけする。
で、木べらでほぐしながら焼いていく。焦げた所こそ旨味なので、フライパンからこそぎ落としながら、丁寧に大胆に豪快に焼け!
炒めた肉を鍋に入れる。
そこにトマト缶を加え、ワインをここで足してもいい。
濃厚さが違ってくる、お好みでって感じだな。
潰しながら良く混ぜ、弱火で30分ほど煮る。必ず、煮こむことが大事。
よく勘違いされているけど、ボロネーゼは煮込み料理なのであーる。
あくまでもお好みで、ケチャップ、醤油、砂糖などで味を調える。
ボロネーゼの1/3量を取り出し、残りのボロネーゼの中に茹でたてのパスタを入れてよく混ぜる。皿に人数分取り分け、上に残しておいたボロネーゼをのせ、パルメジャーノやパセリをふりかけ完成だ。
ああ、心も身体も温まるのォ~。
材料
牛挽肉 400g
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
にんにく 1粒(潰しておく)
赤ワイン 1カップ強
トマト缶 1缶
セロリ 2本
にんじん 1本
玉ねぎ 2個(中サイズ)
オリーブオイル 適量
<A>
ケチャップ 大さじ1
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ1
塩・こしょう 適量
スパゲッティーニ 400g
パセリ・パルミジャーノ 適量
※こちらは上にかけるタイプのボロネーゼ!
さて、お知らせはあまりないです。
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November 01, 2023 at 02:00PM
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