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愛知県を始め、東京や大阪の町工場が、それぞれの技術を駆使して作った「くだらない製品」の出来栄えなどを競う大会が名古屋で開かれました。 くだらないチャンピオンは、いったいどの会社になったのでしょうか? これは愛知県江南市の板金加工会社が開発した、一度にピザを8等分する装置。 こちらは愛知県碧南市伝統の鬼瓦を作る職人が手がけた乳酸菌飲料を入れるためだけのケース。 新型コロナで打撃を受けている製造業を盛り上げようと、去年に続き開かれた「第2回くだらないものグランプリ」。 各社の技術を無駄に駆使して作られた、くだらないけどクスっと笑えるような製品について競う大会とのふれこみ。 ことしは、この地方のほか、東京や大阪などから合わせて19社が参加しました。 様子は動画配信され、インターネット投票で順位が決まります。 こちらは、ことし初参加、愛知県春日井市の板金加工会社「プラスワールド」の三輪車です。 この会社は普段、産業機械用の金属部品などを製作。 その際、必要となるのが巧みな溶接技術です。 その技をフル活用して作ったというのが、重さ40キロの鉄製の三輪車なんです。 通常の子ども用三輪車は重さ5キロから10キロ。 どうして、こんなに重いのか? 「前から当たり屋とか敵が来た時に、相手に大ダメージを与えられる」 (プラスワールド 満園昌吾・社長) さらなる、くだらないこだわりは!? 「あおり運転の問題があると思うが、走りながら、あおられた時に…バナナが出る。これで撃退」 (プラスワールド 満園昌吾・社長) なんと、あおり運転などの「いやがらせ」を想定した一工夫なんだそうです。 笑いを誘うこだわりではありますが、会社にとっては新型コロナの影響は笑えないものでした。 「いつももらっているお客さんの仕事が完全ストップしてしまった時期があった。その時は(前年に比べて)8割減」 (プラスワールド 満園昌吾・社長) それでも今回エントリーしたワケは…。 「自社のPRになるし、こんな面白いことができるのかと、製造業に興味を持ってもらえるとありがたい」 (プラスワールド 満園昌吾・社長) そして、迎えた結果発表です! グランプリは、コンビニおにぎりの具を取り除くためのキッチン用品。 開発したのは、愛知県小牧市の金属加工会社です。 開発の目的は、おにぎりに苦手な具が入っていた時に活用してほしいというのです。 「塩むすびを買えばいいじゃないか」という指摘は、当然あっての見事なグランプリ作品なのです。 大会主催者は「こうしたくだらないものの開発を通して、新たなアイデアや技術開発にもつながれば」と話しています。 決して、くだらない取り組みではないのです。
October 04, 2021 at 04:54PM
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