「こういうのでいいんだよ」を真面目に考えたい
こんにちは、ちみをです。
前回、こちらの記事の反響が大きかったため、今回は「やけくそレシピ・野菜編」をやりたいと思います。
すっかり味をしめた感がありますがネタが枯渇するまでやっていきましょう。
ところで、なぜ野菜なのか?
野菜って、使い切れなくてよく冷蔵庫の中で余らせてしまうことありますよね。
冷蔵庫でしなしなになって「そろそろやばいかな?」となった野菜を前にした時に、やけくそ気味に野菜を調理できると冷蔵庫運用上も嬉しいというわけです。
実践しやすさを考慮して材料が野菜1品のレシピを多めにしています。
ご紹介レシピは実践いただいてなんぼだと思いますので、ガシガシ活用して貰えると嬉しいです。
「やけくそ焼きナス」の作り方
▼手始めはナスから
【材料】
- ナス 1本
- 醤油 少々
【作り方】
1.ナスをタテに半分に割ります。もちろん手で
2.油(分量外)をひいたフライパンで断面側から焼きます
どうでもいいんですけどナスってスマホで撮ろうとすると勝手にナイトモードになってビカビカになっちゃうんですよ。どうでもいいですね。
3.弱火で3~4分、返して2~3分焼き、いい感じの焼き目がついたら完成(焼いている時は蓋をします)
▼醤油をぶっかけて食べましょう
ほくほくとろとろの最高食感。
包丁とまな板不要、フライパンの汚れも最小限ですむ省力レシピ。
ナスを真っ二つにする手順のところでストレスが緩和されます。
「やけくそトマトソテー」の作り方
次はコチラ。ノリはほぼナスと同じなのですが。
【材料】
- トマト 1個
- ハーブソルト 少々
- スライスチーズ 1枚
【作り方】
1.トマトを2つに切り、ヘタも取ります
2.油(分量外)をひいたフライパンで、断面側から弱火で3分、返して2分焼きます(焼いている時は蓋をします)
▼焼面が美味しそうなこと
3.断面側にハーブソルトを少々ふり、チーズをのせ
▼蓋をしてチーズが溶けるまで待ったら完成
トマトをフライパンで焼くだけでこんなに美味しくなるなんて。
トマト果汁が「ブジュン」とほとばしる食感がたまらないです。ぜひ体験してほしいジューシーさです。今回のレシピのなかでも一番のお気に入り。
ちなみにフライパンにひくのはオリーブオイルがベターです。
「やけくそブロッコリーの箱舟」の作り方
某びっくりハンバーグ屋さんのやけくそオマージュ。
魚焼きグリルに突っ込んで焼くだけです。
私は冷凍のまま焼いちゃってますが、条件によっては中まで熱が通らないこともあるようなので自然解凍してから焼くとなお確実です。
【材料】
- 冷凍ブロッコリー 100g~150g(写真は140g)
- 味塩コショウ 少々
- マヨネーズ 適量
【作り方】
1.ブロッコリーをアルミホイルに並べます
2.味塩コショウを少々振り、マヨネーズを絞ります(お好み量でOK)
3.魚焼きグリルで、ブロッコリーの中に火が通るまで焼いたら完成(ちなみに私の自宅のグリルでは弱火で12分ほどでした)
本家はもっといろいろ調味料を使われているようですが、本品はなるべくミニマルな構成に。これで十分美味しいし、濃い味が好きならマヨ多めでいってみましょう。
▼焦がしマヨの美味しさは言わずもがな
今回は冷凍ブロッコリーを使いましたが、生ブロッコリーなら焼き時間は10分程度でいいと思います。
また、もしマイナス20度レベルでガッチガチにブロッコリーを冷凍している場合は、先にレンジなどで解凍しておくといいでしょう。
もし冷凍ササミなどが追加であれば、完璧なマッチョ飯にアレンジ可能かもしれません。
あとアルミホイル焼きは片付けも楽ですね。
キャンプ用の分厚いホイルがあるんですが、あれを使えば皿いらずで超楽々です。
「やけくそ人参ステーキ」の作り方
単品だと消費がちょっと大変な人参もやけくそ気味に。
これも魚焼きグリルに突っ込んで焼くだけです。
【材料】
- 人参 1本(中)
- 味塩コショウ 少々
- バター ひとかけ
【作り方】
1.人参は皮を剥かずにそのままホイルにのせ、味塩コショウを少々、さらにバターをひとかけのせます
2.包みます
3.魚焼きグリルで弱火で15分程度焼いたら完成 (人参の大きさで焼き時間は要調整)
▼ホックホク
人参1本まるごと消費できて、食べ応えもある一品。
味付けは正直、なんだっていいのですが、塩コショウを振っておけば間違いないだろうっていう雑な感じ。バターは香りづけです。
▼ペロッと1本消費できて満腹
「やけくそ生野菜サラダ」の作り方
最後はピーラーを使ったサラダ。
【材料】
- 人参、キュウリ、ズッキーニなど、生で食べられてピーラーで削れる野菜 適量
- 塩、コショウ 少々
- オリーブオイル ひと回し
【作り方】
1.野菜をピーラーで削ります(良くある皮むき用でOK)
▼今回はまずズッキーニから
▼こんな感じに長めに削りましょう
▼あとは冷蔵庫の隅でしょぼくれていたキュウリと
▼彩りに人参を
2.皿に盛り、塩とコショウを少々。オリーブオイルをひと回しして完成
こんな感じで適当に盛り付けて味付けたら完成です。調理時間は5分を切ります。
野菜をピーラーで長めに削るだけでどうしてだろうグッとシャレ味が出ます。
味付けはなんでも良いですね、マヨだけでもOK。
▼彩り的に人参はマストかもしれない
ピーラーによると思いますが、ウチのピーラーだと適度に厚みが出て食べ応えがいいんです。盛りつけた時も高さが出ていい感じですね。
余った野菜は浅漬けにして使い切りました。
味塩コショウと魚焼きグリルが使える
前回「やけくそと言いつつレシピが洗練されている」と皆様からコメントをいただいたので、さらにワイルドさが増すように意識してみました。
今回活躍したのが味塩コショウと魚焼きグリル。
味塩コショウはとりあえずかけとけ的な万能ぶりが、魚焼きグリルはホイルと組み合わせた時の後片付けの楽っぷりが際立ちます。
魚焼きグリルの特徴としては「コンロと並行で使える」のも便利、普段空きガチですしね。
前回にも増して「なんだ、料理ってこういうのでいいんだ」感が強い、しかし裏を返すと「料理かどうかギリギリ」というレシピが多いと思いますが、安心してください食べられます。
料理とは「食材を食べられる状態にすること」と筆者は勝手に理解しています。
上記を実践いただくことにより「必要最低限で済ませちゃう」ことへの心理的ハードルが下がっていかれることとなればこれ幸いです。
みんなでやけくそ料理を極めていきましょう。
書いた人:ちみを
1980年生。銀河で一番美味しく飯を喰らい酒を呑む才能を持ち、食と何かを無理やり結合させることを得意とする食コンテンツサプライヤー。昼はしめやかにリーマンを営む。好きな言葉は「牛飲馬食」。好きな女優は「80年代のかたせ梨乃」。
August 17, 2021 at 08:30AM
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やけくそな気分のときに作る「やけくそレシピ・野菜編」もぜひ皆さんにご共有したい【やらなくていいことはやらない】 - メシ通
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