日本ハム上沢直之投手が、今季負けなしの「火曜日の男」で仕切り直す。31日オリックス戦(札幌ドーム)に先発。登板間隔が1日空いて6月8日阪神戦以来、約2カ月半ぶりに火曜に登板する。今季は火曜に投げて3戦負けなし(2勝)。「そういうデータがあることは良いこと。やっぱり最初を取って、何とか連勝できるようにしたいです」と気合を入れ直した。

エースの役目を果たす。チームは1分けを挟み、後半戦初の2連勝中。前回22日楽天戦は7回1失点の好投を見せ、勝敗の流れを左右するカード頭での登板に臨む。「バッターの状態とか、いろいろ見ながら投げないといけないので、その点の難しさは感じると思いますけど、本来は僕がやらなきゃいけないポジションに戻った」と力強い。

首位の打線相手には、割り切りの大切さを強調。単打や本塁打は「仕方ないと思うしかない」と言い「四球には気を付けなければいけない。自分の防げるミスは防いで、何とか最少失点でつないでいくというのが大事かなと思います」と話した。力強く6連戦の先陣を切る。