現代のライフスタイルに合わせ企画
ーー「鬼瓦風鈴」を発売した経緯を教えて 2020年夏に、愛知県碧南市にある中山神明社の宮司様から「地場の特産品で町おこしのようなことをしたい。鬼瓦で風鈴を作れないか?」とのお話を頂いたのがきっかけです。その時に100個を神社に納め、一般の方から販売してないのか?とのお問い合わせがあったことから、神社様の許可を得て2021年夏に商品化しました。 この経緯に加えて、屋根瓦の需要の激減から、弊社では「お守りとしての鬼瓦」を現代のライフスタイルに合わせたカタチで提案しようと、様々な商品の企画を進めています。生活に取り入れやすい鬼瓦を考えていたことが根底にあります。 ーーどうやって作っているの? 鬼瓦部分は屋根に乗る鬼瓦と同じ素材、同じ製法で作っています。成形工程では、型を使って粘土を成形し、職人が手作業で仕上げを行います。 その後、乾燥を経て窯で焼成します。焼成工程は、最高温度は1120℃、焼成時間は28時間です。 色については、いぶし瓦は、焼成の最終工程で燻化(くんか。英語ではスモーク。「燻す」は訓読みで「いぶす」)を行うことにより、表面に炭素被膜を形成して銀色に発色します。「燻して発色する銀色」なので、この瓦の色を「いぶし銀色」と呼びます。 釉薬(ゆうやく)の撥水作用がないので、革製品の経年変化のように素手で撫でた部分が徐々に黒く変色していきます。撫でれば撫でるほど風合いが増していく点は、釉薬を塗った陶磁器にはない素材の魅力です。 ーー「静かな音」とはどういうこと? 本商品は鉄製小型風鈴を球状の鬼瓦で覆う仕様となっており、鬼瓦がカバーとなり音の反響を抑えています。そのため、風鈴の音は風の強い日でもかすかに鳴る程度です。 ーー「鬼瓦風鈴」の良さはどこ? 夏を連想する風鈴ですが、魔除けの縁起物として季節を問わず飾って頂けるかと思います。お家の小さな守り神として、軒先やベランダなどに鬼瓦が寄り添います。
July 30, 2021 at 04:17PM
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“鬼師”が作る「鬼瓦風鈴」がかわいい!? なぜ静かな音にしたのか担当者に聞いた(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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