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多肉植物に魅せられて 安曇野の熊谷さんが作る寄せ植え人気 - 信濃毎日新聞

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 安曇野市豊科高家の熊谷舞さん(37)が作る小さな多肉植物「セダム」の寄せ植えが人気を集めている。「ChimaLabo(チマラボ)」の屋号で寄せ植えの写真を載せているインスタグラム(写真共有アプリ)のフォロワーは2万5千人超え。8月には作品や育て方などをまとめた初めての著書「美しいセダムの寄せ植え」を出版した。もともと趣味で始めた寄せ植えだが、その色彩の多彩さやアート感覚に魅了され、活躍の場を広げている。

 茅野市出身。6年ほど前、結婚で安曇野に家を建てたことをきっかけにガーデニングに興味を持ち、インスタに載っていた「セダムのかわいらしさ」にひとめぼれ。育て始めると、市販の鉢では飽き足らなくなり、空き缶に絵の具を塗ってさまざまな種類のセダムと組み合わせるなどその面白さにはまった。

 完成品をインスタグラムに載せると徐々にフォロワーが増え、首都圏など県内外で講習会の講師に呼ばれるように。数年前、寄せ植えに専念しようと、勤めていた精密機器大手の会社を辞めた。

 安定収入がなくなることに不安もあった。だが、寄せ植え専門の鉢のアーティストから「ぜひ使って」とラブコールが寄せられたり講習会の参加者から感謝されたりと、会社員時代とはひと味違った人と人とのつながりの手応えが勝った。昨春、都内の出版社「エクスナレッジ」からメールで書籍化を提案された。さすがにその時は、「何かの詐欺かと思った」と笑う。

 寄せ植えはセダムの色合いや鉢とのバランスを見ながら、苗から1センチにも満たない葉を切り取り、隙間がないよう土に挿す。切った葉は1、2週間で根付いてどんどん葉が増えていくといい、「生命力の強さを感じる」と熊谷さん。10月〜翌年5月ごろは緑色の葉が紅葉して赤や黄色などに色づくことも、セダムの魅力だという。

 多肉植物は水分を多く含むため、夏の暑さで葉が黒く焦げたり冬の寒さでしみたりすることもある。「かわいく育てるためには奥が深い」と、この夏も庭の日当たりを考えて遮光するなど、試行錯誤を続けている。

 著書は112ページ、税抜き1400円。

(9月5日)

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September 05, 2020 at 07:16AM
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