全編幡多弁の演劇を披露するのは、演劇ユニット「ばぶれるりぐる」です。
幡多弁の「りぐる」と「ばぶれる」を組み合わせ「こだわって暴れてやろう」という思いが込められています。
その主宰者が土佐清水市出身で、大阪府在住の竹田モモコさん（40歳）です。
竹田さんは会社員として働きながら26歳で役者活動をスタート。
幡多弁が自分が一番心を込めて芝居ができるということで、3年前に「ばぶれるりぐる」を旗揚げしました。
「ばぶれるりぐる」主宰・竹田モモコさん
「（幡多弁が）どんどんなくなっていくんじゃないかなってなんとなく思ってて、手元に置いておきたいというか、どっか違う土地でその言葉を話すお芝居があってもいいんじゃないかなとか、素敵じゃないかなと思う」
「（大阪のお客さんなど）分からない単語はあるけれども、概ね面白かったという声はいただいている」
「ばぶれるりぐる」が高知で公演を行うのは実は今回が初めてです。
上演される演目は「いびしない愛」。
去年、演劇界の未来を担う優秀な作品に贈られる劇作家協会・新人戯曲賞を受賞した話題作です。
舞台はコロナ禍で経営が危ぶまれる小さな工場。
工場を切り盛りする妹と何とか工場を立て直そうと奮闘する腕の不自由な姉が、姉妹の溝を埋めながら生きていく姿を描きます。
「ばぶれるりぐる」主宰・竹田モモコさん
「ユーザーの場所に持ってくるわけじゃないですか幡多弁の。どういう見られ方をするのかなと思って、すごくドキドキしています」
「ばぶれるりぐる」の「いびしない愛」はあす（7日）高知市の県民文化ホールで、10月10日に土佐清水市立市民文化会館で上演されます。
October 06, 2021 at 06:10PM
https://www.fnn.jp/articles/-/249941
全編“幡多弁”の演劇!? 県出身女性が作る演劇ユニット「ばぶれるりぐる」7日に高知初公演【高知】 - www.fnn.jp
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