メタネーションは二酸化炭素と水素を合成し、メタンを作り出す技術です。
メタンは、天然ガスの主成分で都市ガスの原料となります。
合成の段階で二酸化炭素を取り込んでいるため、ガスを燃やしても二酸化炭素の実質的な排出量をゼロとみなすことができる計画です。
都市ガスを燃やした際に出る二酸化炭素は、日本の排出量全体のうち8%を占めていて、この技術が実用化すれば、大幅な削減が見込めます。
さらに、都市ガスのパイプラインなどの設備をそのまま使えます。
このため政府は利用の拡大を目指していて、2030年には都市ガス全体の1%以上、2050年には90%以上を合成メタンから作り出す目標を掲げています。
一方、利用の拡大に向けて課題となるのが、原料となる水素のコストです。
経済産業省はメタネーションに使う水素について、太陽光など再生可能エネルギーを使って水を電気分解することで作り出すことを想定しています。
ただ、国内では再生可能エネルギーによる発電コストが高いため、海外から調達することも検討することにしていて、2050年までに合成されたメタンの価格をLNG=液化天然ガスと同じ程度にまで抑えることを目指しています。
June 28, 2021 at 04:24PM
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脱炭素化 合成メタン作る「メタネーション」技術開発強化へ - NHK NEWS WEB
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