Search

大成建設「作るほどCO2を削減」コンクリートが革新的すぎる理由 経済と環境はトレードオフからトレードオンの関係へ(1/5) - JBpress

tsukuru.prelol.com

経済と環境はトレードオフからトレードオンの関係へ

2021.6.14(月) 朝岡 崇史 follow フォローする help

フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。

設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。

確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。

解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。

フォロー中
    日本二百名山でもある奥武蔵の名峰・武甲山。南側の小持山から眺めた山影。植生が豊かなだけではなく、地下水にも恵まれ清流の橋立川を形成する(筆者撮影)

    (朝岡 崇史:ディライトデザイン代表取締役、法政大学大学院客員教授)

     埼玉県秩父地方の奥武蔵エリアは西武池袋線・秩父線を使ってのアクセスの良さもあり、人気の登山スポットである。「山、高きが故に貴からず」。このエリアには伊豆ヶ岳、武川岳、大持山、小持山、二子山、丸山など初心者から中級者向けの変化に富んだ山々が連なるが、その盟主が秩父市の北にそびえる武甲山(ぶこうさん:標高1304メートル)であることは衆目の一致するところだろう。

     しかし、下の写真ではっきりわかる通り、武甲山の山容は石灰石の採掘により年々、掘り崩されて、登山愛好家ならずともその姿に心が痛む状況になっている。

    長年にわたる石灰石の採掘で北側(秩父市側)の標高900メートル以上の山体がごっそり削り取られていることがわかる(著者撮影)

     武甲山の石灰石は大正時代から本格的な採掘が始まり、戦後の高度成長期には秩父セメント(現・秩父太平洋セメント)、武甲鉱業、菱光石灰鉱業の3社に集約される大小の企業により最盛期は年間830万トン、近年は年間600万トンのペースで採掘が進んでいる。下の武甲山の地質断面図を見ればわかるように、山の南側(秩父市から見れば裏側)には石灰石はないため、武甲山が完全に消滅することはないが(南側はかつて武甲山がフィリピン海周辺で海底火山だった2.5億年以上前に形成された輝緑凝灰岩や玄武岩である)、数十年後に石灰石を掘り尽くしたあとは高さ900メートルにも及ぶ「巨大なピラミッド」(図の緑色の部分)が出現するだろうと言われている。植生豊かな自然が残る武甲山の南側の景観を見れば、石灰石の採掘がどれだけインパクトの大きい環境破壊か想像がつきやすいだろう。

    Adblock test (Why?)


    June 14, 2021 at 04:00AM
    https://ift.tt/3pQrp9l

    大成建設「作るほどCO2を削減」コンクリートが革新的すぎる理由 経済と環境はトレードオフからトレードオンの関係へ(1/5) - JBpress
    https://ift.tt/35vzQLu
    Mesir News Info
    Israel News info
    Taiwan News Info
    Vietnam News and Info
    Japan News and Info Update

    Bagikan Berita Ini

    0 Response to "大成建設「作るほどCO2を削減」コンクリートが革新的すぎる理由 経済と環境はトレードオフからトレードオンの関係へ(1/5) - JBpress"

    Post a Comment

    Powered by Blogger.