3日に札幌ドームで日本代表とのチャリティーマッチを行うことが決まった、U-24日本代表のMF三好康児(24=アントワープ)が1日、オンライン取材に応じた。

U-24チームはこの日、千葉市内で予定していた練習を取りやめて、札幌に移動した。三好は「昨日急きょ(A代表と試合する可能性があると)言われて、今日移動した。そこ(3日の試合)に向けて準備していたわけではないが、試合ができる喜びの方が個人的には大きい。試合が多くなれば、アピールのチャンスが増えるので歓迎している」と話した。

今回の活動は、東京オリンピック(五輪)メンバー18人の最終選考にあたる。日本代表との試合後は、5日にU-24ガーナ戦(福岡・ベススタ)を、12日にはジャマイカ戦(愛知・豊田ス)を予定している。

三好は「何年も前から東京五輪世代と言われてきて、この世代は誰もが意識してきた。人生で最も大きな大会の1つといっても過言ではないくらい」と、東京五輪への強い思いを明かした。

試合に向けては「2列目の攻撃的な選手として、攻撃面で特徴を出してチームを活性化させたい。得点を取る、得点を作る部分を意識したい」と話し、「自分もアピールしなければ(五輪メンバーに)入ることは(できない)。“必然”は誰もいないと思う」と、ラストサバイバルへの意気込みを語った。