春は、多くの人にとって節目となる季節。特にこの春から社会人デビューした人にとっては、学生というこれまでの立場から、社会人という立場へと大きく社会的立場が変わることになります。 僕が「料理上手だが男の胃袋をつかみたくない」バービーと結婚する3つの理由 この大きな節目を機に考えたいのが、今後のマネープラン。そこで今回は、新社会人になったら考えておきたいマネープランのポイントをお伝えします！
目標は“30歳で年収分”の貯蓄
ひとくちにマネープラン、といっても、結婚するのかしないのか、子どもを持つのか持たないのか、マイホームを買うのか賃貸に住むのか、いずれ独立や起業をするのかしないのか、など今後の選択肢は無限にあります。ですから、社会人デビューをする段階で具体的な将来のプランを立てようと思っても、なかなかイメージがわかない、というのが率直なところなのではないでしょうか。 そこでまず目標にしてほしいのが、“30歳で年収分”の貯蓄をつくる、ということです。年収、といってもこれまたひとそれぞれですし、社会人1年目と30歳時点での年収も違っていて当然なので一概に言うのは難しいところではありますが、あえて金額を示すとすれば、400万円を目標にしてください。 400万円があれば、30代に結婚、出産、マイホーム購入など大きなライフイベントが間を置かずに押し寄せてきても、「お金がないから時期を先送りにせざるを得ない」ということを回避しやすくなります。そういった意味で、ひとつの目安になるのが400万円という金額なのです。
なにはともあれ「先取り貯蓄」を始めよう！
そのために、社会人になったらなにはともあれ始めたいのが「先取り貯蓄」です。先取り貯蓄とは、「お給料日が来たら、まず一定額を貯蓄して、残りのお金で生活する」という仕組みのこと。これまでたくさんの家計を見てきましたが、お金が貯まる人と貯まらない人の大きな違いは、この「先取り貯蓄」を実践しているか、していないか、にあります。 仮にみなさんが今、22歳で貯蓄が20万円だとします。30歳までに400万円を貯めるには、380(万円)÷8(年)÷12(ヵ月)+約4万円を毎月先取り貯蓄に回せれば、30歳の時には400万円の貯蓄が作れることになります。 手取り収入が少なかったり、奨学金の返済があったり、一人暮らしで生活費がかさむという場合には、とりあえずは1万円でも、2万円でも、できる範囲で構いません。今後、昇給をするたびに、3,000円、5,000円など無理のない金額で毎月の先取り貯蓄を増やしていきましょう。
April 20, 2021 at 05:02AM
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