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日新高校とライナーズが未来を作る!全国に向けて花園でコーチング 野田市長からも激励 - http://w-higa.com/

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えー、そんなんずっこいわ

そんな声が全国の高校ラガーマンから聞こえてきそうな事業が、今花園で行われています。
唯一の東大阪市立の高校である日新高校が花園で練習しているのです。
「ラグビーのまちの高校を花園へ」
どっからどうみても”いい事業”です。

この取り組みに、コーチとして協力しているのは我らの近鉄ライナーズ。
そう、日新高校のラグビー部は
・花園を決める大会の直前に
・花園ラグビー場のグラウンドで
・花園を本拠地とするトップチーム・近鉄ライナーズからコーチを受けている
のです。

いつものバックスタンド下に集合する日新高校ラグビー部の面々。

トップアスリートを部活動に派遣する事業の研究として

東大阪市はかねてから、アスリートを東大阪市立の学校の部活動にコーチとして派遣する事業を計画していました。学校の先生の部活負担の軽減と、スポーツをする子どもたちへより専門性の高い学びを提供するために。今年度はその第1段、研究段階の取り組みです。
東大阪市の担当者は「ライナーズには無償でやってもらっています。もちろん本格実施するとなれば、お支払いはしますが、研究段階から協力いただけていて、ライナーズ様様です。」と話します。
事業開始前日にはライナーズの太田春樹コーチが日新高校グラウンドで練習を見学し、レベルや現状を把握してから始めるという徹底ぶりです。

ライナーズ側のキーマン、太田春樹コーチ。U20日本代表コーチの経験も持つ。

9月8日17時45分、ライナーズの練習が終わった後の花園ラグビー場練習グラウンドに日新高校ラグビー部の面々が到着します。着替えを終えると、グラウンドでアップが。コーチングするのは、近鉄ライナーズの佐藤幹夫DFコーチ、重光泰昌AT・BKコーチ、太田春樹スクラムコーチの3人。いずれも、現役時代にライナーズの柱として活躍し、いつ日本代表になってもおかしくなかった、レジェンドたちです。

白いシャツがライナーズコーチ陣、橙のシャツが日新高校。

練習開始。考えれば考えるほど、必然性の高い絵

18時からの練習は、入りはゆっくりと。コミュニケーションを大切にするのは、ライナーズと同じです。
効率的に練習するノウハウや、体の使い方。全体練習からユニットに分かれての専門的な技術などを、高校生に落とし込みます。

5回めなので、少し人間関係もできているのが見えます。

練習時間は90分。高校生たちにも刺激になったはず。平田泰士キャプテンも「モチベーションがとても上がっている」と話します。

試合後報道陣からの取材に応える平田泰士キャプテン。

日新高校ラグビー部は、選手22人マネージャー4人。2005年誕生しました。東大阪唯一の市立高校が花園へ出場する。そんな夢を背負っていますが、未だ花園への出場は果たせていません。
10月からの大阪府予選に向けて、準備は急ピッチ。この日は野田義和東大阪市長も視察しました。

「ラグビーの練習を見るのは久しぶり」という野田市長。日新高校ラグビー部監督の坪内貴司先生や、近鉄ライナーズGM飯泉景弘さんから話を聞きながら、45分ほどグランド脇から見守ります。

飯泉GM(左)と野田市長(右)がおそろいのマスクで練習を見学する一幕も。

「昨年はラグビーワールドカップで盛り上がりましたが、次の目標は日新高校の花園・大阪代表としての全国大会出場と、ライナーズのトップ復帰として日本一。日新高校そしてライナーズの皆さん、応援しています。がんばってください!」
と、大きな期待を寄せる野田市長。
国内最高峰のラグビースタジアムがあり、ラグビーのトップチームがあり、ラグビー選手を育む仕組みがある。
間違いなく他にはない、オンリーワンが極まった姿でしょう。必然性の高い絵が目の前に広がっています。


東大阪のチームとしての期待と責任

練習後、太田コーチは「緊張感を持って取り組んでいます。この短い期間でも、特にコミュニケーションの量は変わってきました。私たちも東大阪市の代表。引き続きやっていきたい事業です」と話してくれます。

地元の高校生をコーチングすることは、地域貢献であると同時にライナーズが地域との接点を持つきっかけにもなります。
ライナーズに教えてもらったスキルや考え方を大切にして、東大阪で暮らす人達が増えるなら、これ以上無い地域貢献でしょう。
東大阪市という行政組織との連携だけでない、地域に住む人の関心事。ライナーズは大きなチャンスを得ました。東大阪の代表と言えるチャンスを。

ライナーズと実験的にはじめた事業が東大阪の多くの部活動のスタンダードになり、教育環境を変えていく。
こうやって、何かをよりよく変えていくきっかけが、ライナーズから生まれることは間違いなくライナーズが今やるべきことでしょう。
いつか、日新高校が花園に出場した際に、多くの人が感謝し感動し、この日グラウンドにいたラグビー部員は誇らしく思うことでしょう。

照明を入れて練習が継続。「本当はもっと早い時間にやりたい」と話す太田コーチ。

子どもたちに試される私達

この日ライナーズは午前と午後の2部練習。3人のコーチは、絶対に休む間なかったはずです。それでも全てが終わったグラウンドで、重光泰昌コーチはこう言います。

「この子達は、僕らから聞いたことを絶対に覚えている。教えるときにいい加減なことを言えば、前と違うこと言ったりしたら、信用してもらえなくなります。だから僕らもあの子達に試されていると思いながら、やっています。」

そう、私達は彼らに試されています。
子どもたちの未来のために、明るい未来を残せるのか。
真剣に未来を作ろうとしているか。
自分の都合だけで、今までと同じことが続くと思っていないか。
この日をきっかけに、事業が拡大し、より多くの子どもたちがスポーツに触れ、それが誰かを苦しめることがない仕組みを、作っていきましょう。

 

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September 09, 2020 at 12:24PM
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