魚津市片貝地域振興会は、地域や地域内の自治会のルール、慣例、習慣、歴史、文化などをまとめた「集落の教科書」を500部作った。片貝に住む市地域おこし協力隊の河野静恵さん(45)が取材、編集した。地域の全世帯に配布したほか、市役所、図書館などにも置く。(松本芳孝)
住民協力習慣、歴史、文化など掲載
河野さんは二〇一九年七月、県の協力隊研修に参加した際、石川県七尾市で作られた「集落の教科書」を知った。「移住者が地域になじむガイドになると同時に住民が地域を見直すきっかけになれば」と同年十二月から魚津市や住民らの協力で取材、編集を始めた。
A4判三十七ページ。振興会、自治会などの組織や施設、年間行事、自治会ごとの会費、地域活動などを紹介したほか、あいさつ回り、葬儀の手伝い、香典額なども説明した。おすそ分け文化や、一世帯一人だけの大菅沼自治会の宮ケ丁八三郎さんのインタビュー、郷土の偉人といった読み物や、郷土料理の方言、雑煮のレシピなども掲載している。
富山市出身で鹿児島県から魚津市に移住した河野さんは「片貝の人のふるさとへの愛着がよく分かった」と話した。間もなく、協力隊の任期を終えるが、片貝に住み続ける。
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April 06, 2021 at 03:00AM
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片貝暮らしの教科書 魚津市地域協力隊・河野さん作る - 中日新聞
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