時間の使い方が上手な人がしていることとは(写真:8x10/PIXTA)
時間がなくて何もできない、どうしたら時間をつくれるようになるのか……。そう考えると、作業効率を上げようと頑張ってみたり、時間術の本を読んでみたり、睡眠時間を削ってみたりする人が大半でしょう。
しかし、「1日24時間じゃ足りない!」と嘆いても、24時間以上に増やすことは誰にもできません。私たちに必要なのは24時間を48時間にする努力ではなく、限られた24時間の枠の中で大切なことを大切にできるよう、必要がないものをやめ、大事な自分の時間をどう使うかをしっかり考え、自分の価値観をもって厳選することです。
前倒しで物事を進めていませんか?
目の前のことを頑張っていると、ぽっと空いた時間についつい、「急ぎじゃないけど、今やっておいたほうがいいよね」と思っていることをやってしまって、結局リラックスできずに疲れが残ったままだった……。そんな経験はありませんか?
「今やっておいたほうがいい」ことを早めに進めておくのは大切ですが、それって本当に「今やっておいたほうがいい」のでしょうか? それよりも、今このときを楽しんだほうがいいのではありませんか? 迷いますよね。
責任感が強い人ほど、将来の不安を解消するために、休みやリラックスを後回しにして前倒しで物事を進めてしまい、自分の時間が取れなくなりがちです。
日々慌ただしく過ごしていると、押し寄せてくる依頼や突発事項になんとか対応することに精一杯になるので、目の前のことをとりあえずやっつけようという思考になります。
そうすると、「本当にやりたいこと」なのか、「やりたいと思い込んでいる(思い込まされている)こと」なのかの判断をしないまま、実は無駄なことや本当はしたくないこと、今じゃなくてもいいことなどに、あっという間に人生を埋められてしまいます。
このやり方が習慣化すると、お休みのときも仕事や将来のことが気になったりして、いつも気持ちが休まらなくなります。
January 02, 2023 at 11:30AM
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「自分の時間」を上手に作る人がやっている習慣 - 東洋経済オンライン
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