災害にあったとき、重要なのが「食事」です。温かい料理を食べることで、体力を維持することはもちろん、心を落ち着かせることもできます。いざという時に備えて非常食のレシピを確認してみませんか?
今回ご紹介するのは、「ポリ袋」に材料を入れて、お湯の中で温める調理法です。
【必要な道具】
必要な道具がこちら。
・ポリ袋
(高密度ポリエチレン袋)
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・水
・鍋
・鍋底に敷く皿や布巾、アルミホイルなど。
十勝の栄養士でつくるボランティア団体が考案したポリ袋で作る「さばカレー」のレシピをご紹介します。
【さばカレー:ご飯】
《用意する材料(1人分)》
・無洗米 75グラム
・水 100グラム
《作り方》
①ポリ袋に無洗米と水を入れる。
②袋をねじり上げ空気を抜き、袋の口に近い部分で結ぶ。袋の膨張を防ぐため。
③そのまま30分置く。
④鍋に皿や布巾などを敷く。袋が破れるのを防ぐため。
⑤鍋の3分の1程度に水を入れ、沸騰させる。
⑥沸騰したら弱火にして、②で準備したポリ袋を入れて15分加熱します。
⑦火を止めてふたを外し、そのままポリ袋をお湯の中に15分入れて蒸らす。
【さばカレー:カレーソース】
《用意する材料(1人分)》
・さばのみそ煮缶 30グラム
・じゃがいも 60グラム
・にんじん 30グラム
・たまねぎ 60グラム
・カレールー 25グラム
・水 70グラム
《作り方》
①まずは具の準備。
さばのみそ煮を粗くほぐす。
じゃがいも・にんじんは角切り(5ミリ程度)。
たまねぎは薄くスライス。
カレールーは砕く。
②準備した具材をポリ袋に入れ、味がなじむようによくもむ。
③袋をねじり上げ空気を抜き、袋の口に近い部分で結ぶ。
④皿などを鍋に敷く。
⑤お湯が沸騰したら、中火に。ポリ袋を入れて加熱。
⑥加熱ムラができないように、箸などで袋の向きを2、3回変えながら煮る。
⑤30分加熱したら、完成。
ポリ袋を使って調理することで、一つの鍋で一度に複数の料理を作れるほか、洗い物も減らすことができます。また、調理に使用したお湯は何度も温めて繰り返し使うことができることから、水の節約にもつながります。
災害時に備えて、一度作ってみるのもお勧めです。
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January 11, 2023 at 12:53PM
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